2005年12月13日

アドリアーノのロスタイム弾でインテルがミラノダービーを制す。

セリエA第15節のインテル対ACミランの
ミラノダービーはアドリアーノのロスタイム弾により
3−2でインテルが約4年ぶりの勝利をものにしました。

先取点はパスが次々とつながり、
前半から素晴らしいプレーを見せるインテルの前半24分。
カンビアッソの縦パスからマルティンスがアドリアーノとの
ワンツーでペナルティエリア内へ進入。
そこへネスタがボールとマルティンスの間に入り
そして前に出ようとしたマルティンスにより
ネスタが転倒してここで主審の笛が鳴ります。
始めはマルティンスのファールかと思ったものの
どうやら倒れた時のネスタのハンド(?)をとったらしく
インテルがPKを獲得。
そしてこれをアドリアーノがゴール右へと
左足で見事に決めてインテルが貴重な先制点を得ます。

しかし前半39分にカカやシェフチェンコが脅威のミランに対し
インテルはペナルティエリア手前での3回目のファール。
そしてこのピルロが蹴ったFKは壁のカンビアッソがヘッドで弾きますが
これが横でジャンプしていたスタンコビッチの
左手に当たってしまい、これがハンドを取られて
今度はミランにPKが与えられます。
そしてこれをシェフチェンコが落ち着いて
ゴール右へと入れての1−1。
まだ同点でしたがせっかくのリードを同じPKで
追いつかれてしまったのは結構ショックで
これによりベロンなど少し元気が無くなった感もあった
インテルですが、そんな中フィーゴが依然変わらぬ
鋭いドリブルで果敢な攻撃を見せてくれたのは
頼もしい限りでした。

そして後半14分。
インテルはやや右よりのペナルティエリア手前でFKのチャンス。
そしてこの角度を得意とするアドリアーノの左足から放たれた
シュートは弧を描きながらゴール右へと向かいます。
これをGKジーダもよく反応して防いだものの
このこぼれ球にカンビアッソと共に素早く走りこんできた
マルティンスがゴール中央へと押し込んで
インテルが再び大きな1点を奪います。
そしてマルティンスは久しぶりの
バク転&バク宙パフォーマンスを披露。

その後ミランはカカが右足のミドルシュートを放ちますが
これはコルドバの肩に当たって方向が変わりゴールポスト右に直撃。
そしてこの辺りからミランが攻撃が増してきます。
そしてミランはジラルディーノを下げて
ビエリが出場しますが会場からはやはり大ブーイング。
しかし敵とはいえ、あの力強さが相変わらず
健在だったのは嬉しかったです。
一方インテルはこの日も頼もしかったフィーゴを下げて
ブルディッソを投入します。

そして後半38分。
インテルは自陣ペナルティエリアの左脇で
ミランにFKを与えてしまいます。
そしてミランはピルロからのクロスをゴール前の
スタムが驚異的な高さからのヘディングシュートで
ゴール右へと決め、ここに来て再び同点。

しかしこの同点弾を受け、再び攻勢をかけるインテルは
さらに活躍したマルティンスも下げて今季好調のクルスを投入。
そしてわずかな時間の中、強さと存在感を見せるクルスが
ロスタイムにコーナーキックを獲得します。
そしてミランは全員が下がり、インテルもほとんどの選手が
ペナルティエリアに集まる中、左CKからベロンが右足でゴール前へとクロス。
そしてこれをアドリアーノがビエリに競り勝ちながら
ヘッドでゴール左へと押し込む執念の3点目。

そして試合はこのまま3−2で終了し、
インテルがついに約4年ぶりのダービーでの勝利。
これにはマンチーニ監督も見たことない位の喜び様。
主審の判定は両チームにとって不可解なものが多かったものの
特に前半は今季最高とも言える素晴らしいプレーを見せた
インテルはその内容に見合う結果を得られた事が何より嬉しいです。
この試合は本当に序盤からモチベーションの高さが
とてもよく感じられ、終盤に同点に追いつかれても
最後まで諦めなかったのが、この劇的な勝利につながりました。
そして試合を決めたのがアドリアーノだったというのもよく出来ています。
また相棒マルティンスもミランDF陣相手に
とても逞しいプレーを見せてくれました。
中盤ではカンビアッソとベロンが素晴らしい働きをしていましたし
“勝者のメンタリティー”を持つフィーゴの自身の果敢なプレーで
チームを率先する姿も大きかったと思います。
主将のサネッティは相変わらず凄いドリブルで、
わずかな時間で働いたクルスもさすがでした。
ミランはカカが本当に怖い存在だったけど
インテルDF陣もよく頑張りました。
これで2位に浮上したインテルは、
首位のユベントスはまだ止まる気配はありませんが
あせらずに今日の様なプレーで確実に
勝点を積み重ねていって欲しいです。

インテル:
マルティンス(クルス 86分)、アドリアーノ
スタンコビッチ、カンビアッソ、ベロン、フィーゴ(ブルディッソ 81分)
ファバッリ、サムエル、コルドバ、サネッティ
ジュリオ・セーザル

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