2006年03月07日

マテラッツィ弾でインテルとローマが引き分け。

セリエ第28節。
インテルは絶好調ASローマの
本拠地オリンピコへ乗り込んでの対戦。
トッティ不在の中、セリエA新記録の11連勝を
達成したローマに先制点を奪われたインテルですが
90分の同点弾で1−1とし、見事に勝点1を手にしました。

試合は前半早々、負傷から復帰を果たしたレコバが
その左足のロングシュートでGKを脅かし相変わらず
パンチ力があることを示します。

しかし前半8分。
タッディのゴール左へのFKはGKトルドが
横っ飛びのファインプレーで防ぎますが
その1分後。
ダクールがペナルティエリア内左へと入れた浮球を
走りこんできたマンシーニがマテラッツィより
一瞬早くボールを確保し
そのままドリブルで深く入り込んでのラストパス。
これをタッディが右足でゴール右へと軽く押し込んで
ローマが先制します。
チーム一丸と喜ぶローマは
さらにピッチサイドで見守る主将トッティの元にも
駆け寄りました。

そしてモチベーションの高さが伝わってくるローマは
激しく堅いプレスでボールを奪い、
さらに細かいパスを繋げながら
攻守の切り替えの早さで試合の主導権を握り、
インテルが珍しくパスもなかなか繋がらず
普段通りのプレーをさせてもらえません。

そして前半35分。
ここでマンチーニ監督が早くも動きます。
キリを下げて、代表戦の披露を考えて
ベンチスタートとなっているフィーゴを投入。
そしてスタンコビッチもいつもの左サイドに戻った
インテルは“フィーゴ効果”から早速リズムを作り出します。

前半39分。
スルーパスからペナルティエリアに入ったクルスは
メクセスに追いつかれたものの、
後ろ向きから右足でクロスを入れます。
そしてこれをペナルティエリア手前のカンビアッソが
左足のボレーで叩き、低く抑えたシュートは、
しかしGKに防がれました。

さらにインテルは右サイドのフィーゴが
鮮やかなボールタッチから絶妙なタイミングの右足のクロス。
そしてファーサイドでなんとか追いついた
スタンコビッチがゴール前に折り返し
これはメクセスにクリアされますが
ようやくインテルが可能性を感じさせる攻撃を見せます。

そして後半に入ってからは
完全にリズムを取り戻したインテルが
怒涛の攻撃を繰り広げ、さらにレコバ、スタンコビッチ、
マテラッツィ、ウォメがシュートを放ちますが
しかしローマも決して退かない凄まじい守備を見せて
ゴールを許さず、緊張感と集中力を維持したまま試合は進みます。

そしてカウンターから攻撃も見せているローマは
タッディのミドルレンジから右足の絶妙なパス。
これをペナルティエリア内でマンシーニが
胸トラップから右足のボレーシュートを放ちますが
コルドバもプレッシャーをかけていて、これはクロスバーの上。

そしてマンチーニ監督は後半19分にクルスを下げてマルティンス、
後半31分にピサーロを下げ、セーザルを投入し
さらにインテルの攻撃が止みませんが、
ローマも頑張っています。

しかしついに後半45分。
左サイドから攻め立てるインテルのフィーゴの
3度立て続けてのコーナキック。
そして右足のクロスボールをゴール前の
マテラッツィが完全に競り勝ちヘッドで
ゴール左へと突き刺して同点。
前半の失点時にはマンチーニ監督にも怒られていた
マテラッツィが、見事に汚名返上となるゴールですが
何故かフィーゴの太股を叩いて喜ぶパフォーマンスでした。

そしてこのまま1−1で試合終了。
攻守に渡り戦う姿勢を見せたローマは
マンシーニはやはり巧くて怖い存在で
中盤ではダクール、デ・ロッシ、ペロッタ、
そして負けん気の強い守備陣には素晴らしいものでした。
トッティの不在や新記録を達成し勢いに乗っていることも
ありますが、個性の強い選手が
多いこのチームをここまで形にした
スパレッティ監督はやっぱりさすがです。

一方、引き分けとはいえこのアウェー戦で
見事ローマの連勝を止めたインテルは
フィーゴの影響力・存在の大きさをまたも感じさせました。
そして出場停止のサムエルの代わりに出番を得た
マテラッツィは貴重な同点弾を決めましたが
長所のみならず短所やその個性を、
くまなく披露していたのも彼らしかったです。
ちなみにアップはしたものの今回も出番は無かった
ミハイロビッチですが、アップ中にトッティの元へ行き
早い回復を祈るかの様に、足に触れたのは良い場面でした。

インテル:
レコバ、クルス(マルティンス 64分)
キリ(フィーゴ 35分)、カンビアッソ、ピサーロ(セーザル 76分)、スタンコビッ


ウォメ、マテラッツィ、コルドバ、サネッティ
トルド

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