2006年03月20日

フルハムに敗れたチェルシーは今季プレミアシップ3敗目。

プレミアリーグ第30週。
チェルシーはフルハムとのアウェー戦でしたが
1−0で破れて、今季リーグ戦で3つ目の黒星。
リーグ優勝に向けて、思わぬ足踏みとなりました。

チェルシーはクレスポの1トップに
ジョー・コールとライト・フィリップスがウイング陣。
中盤はランパード、マケレレ、そして先週
チェルシー初ゴールも生まれたエシアン。
さらにそのトッテナム戦で見事なロスタイム弾を決めた
ギャラスにテリー、フート、フェレイラのDF陣、
GKはツェフと先週と全く同じメンバーです。
ちなみにロッベンは4試合出場停止の2試合目。
フルハムにレンタル中のブリッジは契約により
この試合はお休みです。

試合は序盤からホームに強いフルハムが押し込み
前半6分には自陣ペナルティエリア内左で
テリーが決死のスライディングを計りピンチを逃れる場面も。
一歩間違えばPKでしたが迷わず決断したテリーはさすが。
そしてチェルシーはロングボールが多く
左右のクロスは単調ですが、少しずつリズムをつくっている様でした。

しかし中盤で気迫あるプレーを見せて
ボールを奪ったフルハムはそのままヘディングシュートまで
持っていき再び流れを引き寄せます。

そして前半17分にフルハムの攻撃。
ペナルティエリア手前にスペースをつくってしまった
チェルシーはランパードがなんとか戻り
ミドルシュートは打たせなかったもの
マルブランクにスルーパスを出されてしまいます。
それをフェライラがスライディングで
クリアを試みますが、これが走りこんできた
ボアモルテの出した左足に当たりそのまま
ゴール左へと突き刺さってフルハムに
先制されてしまいました。

そして前半25分。
ここでモウリーニョ監督が早くも選手交代。
ドログバとダフを入れて
ジョー・コールとライト・フィリップスを下げます。
以前は“前半には選手は代えない”と言っていた
モウリーニョ監督のポーツマス戦でのデル・オルノに続くこの交代は
よっぽど不甲斐無いプレーをしていたからか?
勝利の為にはすぐにでも手を打つ必要があると感じたからなのか?
どちらかわかりませんが、その表情はいつも以上に厳しいです。

前半32分。
中盤を駆け上がるそのダフは
左へと流れてそのまま左足の素晴らしいミドルシュート。
ゴール右下を強襲したこのショットは
GKクロスリーに弾かれましたが、
ダフの気合がよく伝わってくる頼もしいプレーでした。

そしてモウリーニョ監督の采配やダフの奮戦に
チェルシーも全員が前半で全力を出し切るかの様な
プレーを見せ、ようやくダービーらしい展開です。

しかし前半36分。
中盤でボールを奪ったフルハムは
スルーパスからジョンがGKツェフと1対1のチャンス。
しかしその右足のシュートはツェフが
滑り込みながら見事に弾き返します。

前半ロスタイム。
チェルシーは再びダフが左足のミドルシュート。
しかし反転してからすぐに放ったため体勢も厳しく
これはクロスバーの上へとうねりを上げて越えていきました。

そして後半からモウリーニョ監督は
フートを下げて、カルバーリョを投入。
これで早くも交代枠3枚を使い果たしましたが
システムも3バックに変更し、右のフェレイラを
MFとして前でプレーさせます。

しかし一方のフルハムも後半も
その集中力を維持し、気迫のあるプレーを見せて来ます。

後半13分。
テリーからのロングボールを受け取った
ドログバはそのままドリブルでシュートコースをつくり
GKも飛び出して無人になったゴールへ左足で流し込みます。
最初はゴールの判定でしたが、トラップ時にハンドがあったと
フルハム選手から猛抗議を受けた主審は線審に確認。
ゴールは取り消され、ドログバは逆に
イエローカードをもらってしまいました。

しかしその後も手を叩いて選手を鼓舞するドログバは
後半18分にペナルティエリア手前でFKを獲得。
そして念入りにボールをセットしたドログバが
自ら放った右足のシュートは惜しくもクロスバーの上。
後ろで準備していたランパードもお構い無しでしたが
ドログバのそのやる気は伝わってきます。

後半21分。
左右のコーナーキックが続くチェルシーの
再び左CKからの攻撃。
ダフからのクロスボールをドログバが
思い切りヘッドで叩き突けます。
そしてGKの直前にもの凄い勢いで飛び出した
ギャラスの体に当たったボールは、クロスバーの当たりながら
ゴールの上へと越えていきました。

後半25分。
クロスを跳ね返されたダフはそのこぼれ球を再び拾い
ペナルティエリア左からの絶好のラストパス。
しかしランパードの右足のシュートはクロスバーの上へ
外れてしまい、この絶好のチャンスを決められませんでした。
これにはランパードも舌を出しながら苦い表情で
チェルシーの濃縮された猛攻撃も少し一段落した感じです。

それでもフルハム陣内でのプレーが
圧倒的に多いチェルシーは後半36分。
左サイドからのクロスをヘディングしたクレスポは
DFに跳ね返されたボールから、
さらにシュート体勢に入りますが右足で叩いたと同時に
相手DFにスライディングで阻まれてしまいます。

そしてロスタイムに入った後半46分。
右サイドのドログバが上げきったクロスから
テリーの絶好のヘディングシュート。
しかしゴール上へと向かったボールは
GKクロスリーが掻き出すファインプレーにより
防がれてしまいました。

そして左サイドのラインギリギリの所で
ダフが倒れこみながらもボールを確保。
しかしダフの体ごとフルハムの選手が蹴ったため
ギャラスが激しい体当たりで弾き飛ばし
さらにどなり突け、両チームが集まり出します。
なんとか乱闘までは至らなかったものの
これでギャラスはレッドカードをもらってしまい
この時間帯でのまさかの退場。
さらに激しく抗議に出たマケレレまでも
イエローカードを受けてしまいました。

そしてこのまま1−0で試合は終了。
チェルシーにっては今季リーグ戦3敗目でしたが
“プレミアシップ”となってからチェルシー戦での
初勝利を手にしたフルハムはこの快挙に大喜び。
サポーターもスタジアムに雪崩れ込んできました。

チェルシーは前半途中から最後まで
気迫のあるプレーを見せたんですが、
その前に生まれた失点は取り戻す事はできませんでした。
そして普段は王者チェルシー相手に前半は飛ばすものの
後半には集中力が途切れるチームが多い中
今日のフルハムは最初から最後まで本当に良く戦い
敵ながらやはり見事でした。

ただチェルシーは敗れたものの
モウリーニョ監督の采配には久々に驚かされたし
トッテナム戦とは逆に長く感じた試合でしたが
白熱した勝負は充分に堪能できました。
先週ロスタイムで劇的なゴールを決めたギャラスが
今度は同じロスタイムに退場になったり、
また多くの選手がこの試合イエローカードをもらっていて
それが今後にどう響くのかは心配ですが、
これもリーグ終盤の醍醐味だと思います。
そして次はFAカップの準々決勝で
ニューカッスルと対戦が待っているチェルシー。
2冠達成のためにはこちららは負けは許されません。
ぜひベスト4進出を決めて欲しいです。

チェルシー:
クレスポ
ジョー・コール(ダフ 25分)、ライト・フィリップス(ドログバ 25分)
ランパード、マケレレ、エシアン
ギャラス、テリー、フート(カルバーリョ 46分)、フェレイラ
ツェフ

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この記事へのコメント
こんにちは
負けてしまいましたね・・・
でもモウリーニョの采配には驚きました。
FAカップは確実に制したいので、勝ってもらいたいですね!!
目指せ2冠!!
Posted by ヴィンセント at 2006年03月20日 16:58
やられちゃいましたね〜
まあ、たかが1敗!びくともしないわ!

と、ここで強がってみました (笑)
Posted by bazzin at 2006年03月20日 18:51
>ヴィンセントさん
いつもありがとうございます。
負けたのは残念ですが、
モウリーニョ采配にはいい刺激をもらいました(笑)
FAカップはぜひ獲って欲しいですよね。
これは選手たちのモチベーションも高いはずですし
2冠は本当に期待しています!


>bazzinさん
いつもありがとうございます。
本当に“たかが1敗”ですよね!
もちろん油断はできないので
敗戦はこれで最後にしてもらい(笑)
速やかに優勝を決めて欲しいです!
Posted by はだし狼 at 2006年03月21日 02:32
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Tracked: 2006-03-20 16:55
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