2006年04月09日

ミハイロビッチの悪魔の左足でインテルが勝利。

セリエ第33節。
インテルはアスコリとのアウェー対戦。
ビジャレアル戦での敗戦により周りの騒音が
絶えないインテルは前半に先制を許したものの
後半登場のフィーゴとミハイロビッチの活躍により
見事1−2と逆転勝利を果たしました。

ビジャレアル戦を終えたばかりのインテルは
主力を何人か休ませていますがサネッティやカンビアッソ、
サムエルは健在でアルゼンチン選手が今日も7人。
負傷で1ヶ月離脱のベロン以外の全員が揃っています。

前半17分。
右サイドのソラーリのパスからクルスがクロスを入れ
ゴール前にマルティンスが飛び出ますが
その右足のシュートはGKの正面、そしてオフサイドでした。

前半18分。
ピサーロのパスを受けたソラーリが放った
左足の低く鋭いミドルシュートはGKに弾かれますが
助走もなかったものの、怖く可能性のあるシュートです。

前半21分。
アスコリの攻撃を受けたインテルは
クロスに対して後ろに下がるクアリアレッラの
シャツをサムエルが少しひっぱりますが、
大きく倒れられてしまい、PKを与えてしまいます。
そしてこれをフェナンテがゴール右へと沈めてアスコリが先制。
この失点は痛かったったものの、
フェナンテの両手の人差し指を頭につけた
“闘牛”のパフォーマンスにはなんか笑ってしまいました。

前半32分。
ピサーロの右足のFKはペナルティエリア内で
跳ね返されますが、このボールをソラーリの左足が
ダイレクトで叩きます。
しかし強力なシュートはゴール左へと外れました。

前半42分。
インテルの右サイド寄りのFK。
レコバもアドリアーノもいないため
キッカーはもう1人の“レフティ”ソラーリでしたが
そのシュートはゴール右上でGKコッポラに抑えられました。

そしてこのまま1−0で前半終了。
前回インテルに敗れているアスコリですが
素早い戻りでゴール前を固めたりと集中したプレーを見せ
インテルのチャンピオンズリーグ・ショックを
チャンスと捉えているのがわかります。
インテルは前節2得点のソラーリの好調さがやはり伺えます。
そして後半からマンチーニ監督はキリとサムエルを下げて
フィーゴとミハイロビッチのベテラン2人を同時投入です。

後半6分。
攻撃の起点となったフィーゴは左サイドで1人前にいる
クルスへと鋭い1本のパスを通します。
そしてそのクルスのスルーパスから
ゴール前へとマルティンスが絶好の飛び出しを見せますが
GKコッポラのスライディングに倒されて
今度はインテルがPK獲得。
そしてこれをクルスがゴール左上へと力強く
叩き込みインテルが同点に追いつきました。

後半8分。
右サイドのフィーゴが戻したボールから
ピサーロがダイレクトで素晴らしいクロスを放り込みます。
これにクルスが滑り込みながら左足で合わしますが
大きくなったシュートはクロスバーの上へと外れます。

後半11分。
クルスがペナルティエリア手前でFKを獲得。
そしてこれをミハイロビッチの“悪魔の左足”が
ゴール左隅ギリギリへと綺麗に決めてインテルが逆転。
去就が噂されているマンチーニ監督の
その采配が立て続けに的中しました。
そしてピサーロにお尻を蹴られて祝福された
ミハイロビッチはそのまま選手時代からの付き合いの
マンチーニ監督の元へ行き笑顔で握手。
とても印象に残る良いシーンでした。

後半29分。
再びピサーロが放り込んだクロスに
飛び込んだクルスがヘッドで叩きつけますが
ワンバウンドしたボールはクロスバーに跳ね返ります。
そしてこぼれ球からマルティンスが右足でシュートを放ちますが
これはGKコッポラが足で弾き返しました。

後半32分。
ミハイロビッチの今度のFKは地を這い
ゴール右へと向かいますが、これはGKコッポラが弾きます。
さらにこのこぼれ球に飛び込んだマルティンスが
右足で押し込みますが、これもコッポラが
よく足を出して防ぎ、インテルの3点目とはなりませんでした。
しかしこの試合、マルティンスのその飛び出し、
反応の速さが改めて目立っています。

後半41分。
クルスがファールを取られさらに
それに対する抗議により2度連続のイエローカードを
出されてしまいまさかの退場。
しかしクルスも“何故?”という風に
両腕を広げ納得のいかない様子でした。

後半45分。
ソラーリが下がり、マテラッツィが入ります。

そしてロスタイム。
途中交代で入ったジャンパのヘディングシュートも
GKトルドが止めてこのまま1−2で試合終了。
インテルが見事に逆転勝利をものにし
ミハイロビッチを中心に選手が一固まりとなって
勝利を祝い合いました。

チャンピオンズリーグ敗退の後だけに
この勝利の大きさはやはり言うまでもありません。
フィーゴ投入の即効性も相変わらず凄かったけど
今季限りで引退してしまうミハイロビッチの
芸術的なゴールシーンがまた見れたのはやはり嬉しいです。
そして苦境の中で文句無しの采配を披露したマンチーニ監督は
やはりただならぬ“何か”を持っているようです。
次節はいよいよミラノダービーですが前回に引き続き
この大一番の勝利をぜひ期待しています。

インテル:
マルティンス、クルス(Red 86分)
キリ(フィーゴ 46分)、カンビアッソ、ピサーロ、ソラーリ(マテラッツィ 90分)
ブルディッソ、サムエル(ミハイロビッチ 46分)、コルドバ、サネッティ
トルド

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この記事へのコメント
勝手ながらトラバさせていただきました。
ミハおじさん、やってくれましたね。
ヨロシクです。
Posted by ジャック at 2006年04月09日 12:36
ジャックさん、
コメントありがとうございます。
ミハイロビッチが本当にやってくれました!
あの職人芸がもう見れないのは勿体無いですね。
こちらこそ宜しくお願いします!
Posted by はだし狼 at 2006年04月10日 01:17
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おじさま、ありがとう。
Excerpt: アスコリ 1-2 アルヘン王国 7人のアルゼンチン人をスタメンに連ねてのアスコリ戦。 前半、棚ぼたPKを相手に与えてしまい、 いや??な感じでしたが、カリスマ監督にしては珍しい 後半開始..
Weblog: ジャックのインテル報告書
Tracked: 2006-04-09 12:34

vsアスコリ(AWAY) セリエA第33節
Excerpt: 選手の皆さん、ホントにホントにお疲れ様ッス。
Weblog: インテリスタのつぶやき
Tracked: 2006-04-09 20:40
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