2006年04月15日

インテルがミラノダービーに敗れる。

セリエ第34節。
インテルはACミランとの注目のミラノダービー。
これに勝てばリーグ2位に浮上するインテルでしたが
1−0で敗戦となりました。

インテルはなんとアドリアーノの1トップに
中盤に左からスタンコビッチ、カンビアッソ、ピサーロ
ザネッティ、フィーゴの5人を置きました。
そしてDFはブルディッソ、ミハイロビッチ、コルドバ、サネッティ。
GKは今日はジュリオ・セーザルです。
ちなみにチャンピオンズリーグ敗退に対する抗議として
サポーターが応援をボイコットしたため
インテルのゴール裏は空席となっています。

一方のミランは火曜にチャンピオンズリーグの
バルセロナ戦を控えて、インザーギはいないものの
それでもほぼベストメンバーで挑んできました。

前半10分。
インテルはミハイロビッチがいきなり足を
痛めてしまい早くもマテラッツィと交代です。
 
前半13分。
スタンコビッチが右足のミドルシュート。
両チーム合わせてこの試合初のシュートは
クロスバーの上へと越えていきます。

前半17分。
右サイドの経験豊富のカフーがブルディッソとの
対決に勝ちクロスボールを放り込みます。
そしてゴール前のジラルディーノのヘディングシュートは
しかしクロスバーの上。

そして試合は中盤が厚いインテルが流麗なパスワークで
ペースを握りますが、最後のところでやはりネスタや
カラーゼらが集中した守備を見せます。
インテルはフィーゴの動きはもちろんですが
アドリアーノもキレ味鋭いプレーで
こんなにコンディションが良いのは久しぶりです。
しかし終盤は盛り返したミランの時間帯が続きますが
インテルも多くの選手がゴール前を固め攻撃をしのぎ
このまま0−0で前半終了。
お互いにシュート数は少なかったものの
スピードのある展開で、なかなか面白い試合です。

後半11分。
右サイドのカカからのクロスが流れ、
ペナルティエリア内左のセードルフが低いシュートを打ちますが
これはGKジュリオ・セーザルが左足を出して防ぎます。

後半16分。
左サイドギリギリでボールによく追いついた
スタンコビッチの右足のクロスボール。
これがゴール前のアドリアーノを越え、
後ろから出てきたフィーゴが絶好のヘディングシュートを
放ちますが、これはゴール左へと外れてしまい
フィーゴもさすがに頭を抱えます。

後半22分。
シェフチェンコがヘッドでゴール前と折り返したボールを
コルドバがクリアしますが、これがカカへと渡り
ペナルティエリア内左からの右足の低いシュート。
しかしこれはGKジュリオ・セーザルが
ゴール左へと反応し、よく弾き出します。

後半25分。
ミランはセットプレーを起点とした攻撃で
左サイドのセードルフがダイレクトで入れた
緩やかなボールはゴール前右のカラーゼの元へ。
これをカラーゼが胸トラップから左足のボレーシュートを
ゴール右へと突き刺しミランが先制しました。
インテルは頭上高く上がったボールと
ジラルディーノを始めとする攻撃陣に気をとられ
DFのカラーゼはノーマークとしてしまいました。

後半28分。
ミランのアンチェロッティ監督はここで
カフーを下げて、コスタクルタを投入。
カフーのバルサ戦への温存を兼ねながら
早速守備を固めてきます。

後半31分。
インテルのマンチーニ監督も
ザネッティを下げてマルティンスを投入。
いつもの2トップへと戻し
まずは同点に追いつきたい所です。

後半34分。
フィーゴの左足のパスはペナルティエリアから跳ね返されますが
このこぼれ球からカンビアッソが左足のミドルシュート。
しかしこの強烈なシュートはクロスバーの上へと外れます。

ここでミランはピルロが下がり
代わりにはフォーゲルが入ります。

後半37分。
さらにミランはシェフチェンコが下げて、ルイ・コスタを投入。
ポルトガル代表の黄金世代と呼ばれたフィーゴと
ルイ・コスタが同じピッチの上に立ちました。

後半38分。
インテルはピサーロがここで下がり、好調ソラーリが入ります。

後半43分。
GKジーダに競り合ったアドリアーノのヘッドは
右へと流れ、さらにカンビアッソのヘディングシュートは
ゴール右へと外れます。
ゴールは無人でしたが、マルディーニが良く競り合い
カンビアッソも万全な体勢では打てませんでした。

ロスタイム。
スタンコビッチの右足のミドルシュート。
しかしゴール左上へと正確に向かったボールは
GKジーダに止められます。

そしてこのまま1−0で試合終了。
インテルの後半は前半ほどの元気は感じられず
その攻撃も少し単調に陥ってしまいました。
最後まで多くの攻撃を仕掛けながらも抑えきられ
ゴールを奪うには、もう少し必死さが欲しかった気もします。
ただダービーという状況でサポーターもいない中では
それも仕方の無かったのかも知れません。
またミランはやはりバルサ戦を少し意識していた様でしたが
それでもアドリアーノとネスタのワールドクラス対決、
ジラルディーノとマテラッツィのイタリア代表対決は
それなりに見応えがありました。
昨季は“ミランを倒せるなら腎臓を差し出してもいい”との
問題発言をしたマテラッツィは、今日はダーティーなプレーも
無くよく頑張っていたと思います。
ちなみに前半早々にはフィーゴがあのマルディーニを
鮮やかにかわした場面があり感動しました。

それにしても鋭いドリブルも見せたアドリアーノは
とても集中していてその戦う姿勢は頼もしかったです。
過分なプレッシャーはきついかも知れませんが
いずれは“皇帝”の名に相応しい活躍をしてくれるはずです。

インテルはこれでさらにマンチーニ監督の
去就がわからなくなりました。
ですが昨年12月には約4年ぶりにこのミラノダービーを制し、
昨季はコッパ・イタリアを獲得、今季も決勝まで進んでいます。
失敗だけではなく、こうした功績も忘れずに
考慮に入れて欲しいところです。

インテル:
アドリアーノ
スタンコビッチ、カンビアッソ、ピサーロ(ソラーリ 38分)、ザネッティ(マルティンス 31分)、フィーゴ
ブルディッソ、ミハイロビッチ(マテラッツィ 10分)、コルドバ、サネッティ
ジュリオ・セーザル

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この記事へのコメント
タラバありがとうございます。
マンチーニになって、ホントにおもしろいサッカーになったし、勝点は十分スクデットを取れるだけあげているので、続投希望したいです。
Posted by ジャック at 2006年04月16日 10:01
ジャックさん
いつもありがとうございます。
マンチーニのおかげで本当に
見応えのあるサッカーになりましたよね。
チームとして成長しているのもわかりますし
来季もその続きをぜひ見てみたいです!
Posted by はだし狼 at 2006年04月16日 22:57
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