2006年04月29日

チェルシーが2年連続のリーグ優勝!

プレミアリーグ第36週。
チェルシーはホームのスタンフォード・ブリッジに
マンチェスター・ユナイテッドを迎えての対戦。
見事3−0の勝利で2年連続のリーグ制覇を成し遂げました。

先制点は前半5分。
右コーナーキックを獲得したチェルシーは
ランパードの右足のクロスにドログバ、テリー、カルバーリョと
空中戦に強い3人が飛び込みます。
そして当たったドログバのヘディングシュートは
ゴール左へ向かい、これをゴール前のギャラスが
さらにヘッドで方向を変えて、ゴール右へと突き刺しました。
ホームの大声援に後押しされたチェルシーが
1人1人が気迫に溢れたプレーを見せています。
しかしスタッフ陣が一斉に立ち上がって喜ぶ中
モウリーニョ監督は表情み姿勢も微動だにせず、
逆に選手たちに喜びを抑える様にジェスチャーで示します。

前半8分。
テリーがルーニーと接触して足を痛め、倒れたまま動けません。
意図的では無いため、ルーニーカードは出ませんが
これで主審に猛抗議したツェフがイエローカードをもらってしまいます。

前半14〜17分。
ドログバ、ロッベン、エシアンがシュートを放ちますが
これは枠を外れたり、GKフェン・デル・サールに抑えられます。

前半21分。
マンチェスターユナイテッドがFKを獲得。
クリスチアーノ・ロナウドの右足のシュートは
ゴール左へと向かい目前でワンバウンドしますが
これはGKツェフがしっかりキャッチして抑えます。

前半22分。
ルーニーがサハへのスルーパス。
これをテリーがスライディングで見事に阻みますが
こぼれ球を拾ったルーニーは股抜きで
フェレイラもかわしGKツェフと1対1の場面。
しかし前に出てきたツェフは長い両腕を広げてどっしりと構え
ルーニーが放った右足のシュートは
ゴール左へと外れていきました。
マンUにとってはこの日最大のチャンスで
ルーニーのプレーもさすがでしたが
ここは臆さずコースを消したツェフが精度を狂わせました。

前半23分。
ペナルティエリア右に進入したロッベンは
さらにスピードを上げ、右足のクロス。
ゴール前にはノーマークのドログバがいましたが
ボールは高く上がりすぎて流れて行きました。

前半28分。
左サイドからクリスチアーノ・ロナウドが
右足でシュート性のクロス。
これもゴール前でバウンドしますが
やはりツェフが確実にキャッチします。

前半33分。
右サイドから切り込んだロッベンがパス。
これをランパードがダイレクトで後ろへ戻し
エシアンの右足のミドルシュート。
しかし強烈なシュートはゴール左へと外れます。

前半34分。
マケレレとパク・チソンのマッチアップ。
右サイドのパク・チソンがボールを大きく前に出し
スピードを上げてマケレレを抜こうとします。
しかしさすがマケレレが身体を入れて
ボールへのコースを塞ぎますが、
右肘が顔に当たってしまいパク・チソンが倒れ
これでマケレレはイエローカードをもらってしまいました。

前半43分。
ルーニーの右足の低いミドルシュートは
正確にゴール左へと向かいましたが
ここも集中したツェフがファインセーブで止めました。

前半ロスタイム。
左サイドからのクロスをペナルティエリア内右の
リオ・ファーディナンドがヘッドで折り返します。
しかしさらにオシェイのヘディングシュートは
ゴールの上へと越えて行きました。

このまま1−0で前半終了。
前半終盤にはマンUも追い上げて来ましたが
勢いがあるのはやはりチェルシーです。
FAカップ敗退のショックを払拭したい事や
敵地で敗れたマンUが相手、さらにホーム優勝も
最後のチャンスとあって気迫の入り方が全然違います。

後半4分。
クリスチアーノ・ロナウドの右足のミドルシュート。
しかしカルバーリョも素早いプレスで圧力をかけ、
シュートはゴール右外へと外れていきます。

後半10分。
エシアンを受けたジョー・コールは
ペナルティエリア内左から右足のループシュート。
DFにコースを防がれた咄嗟の判断にしては
良いアイディアでしたがこれはゴール右へと外れます。

後半14分。
ロッベンの左足のミドルシュートはゴールの上へ越えてきます。
ドリブルからシュート体勢までは文句無しのプレーでしたが
大きく外してしまいロッベンも“しまった”という表情です。

後半15分。
ドログバが胸トラップで落としたボールを受け取った
ジョー・コールはリオとシルベストルに囲まれますが
巧く抜け出しGKファン・デル・サールと1対1。
そして右足でゴール右上へと突き刺し2点目。
この試合攻守に渡り気迫を見せるコールが
イエロー覚悟で上半身裸となり叫び声を上げ、
ベンチからはグジョンセンらも出てきて
チームメイトにもみくしゃにされました。
そして先制点ではビクともしなかった
モウリーニョ監督も今度はガッツポーズです。

後半20分。
ファーガソン監督はここでクリスチアーノ・ロナウドを下げて
ファン・ニステルローイを投入。

一方のモウリーニョ監督もその2分後には
ロッベンを下げてダフを投入します。

後半25分。
ギグスが負傷し試合は少し中断しますが
先ほど痛めた足を引きずるテリーも
首を横に振りながら苦痛そうです。
ただモウリーニョ監督は交代させる気は無さそうです。
2点差とはいえ相手はマンUでまだこの時間帯。
チームの大黒柱であるテリーが抜ければ
覆される危険はあります。

そしてギグスの方はリチャードソンと交代です。

後半26分。
ドログバのパスからジョー・コールが左足の低いミドルシュート。
しかしこれはゴール前のDFに当たってしまいました。

後半28分。
ペナルティエリア内でファン・ニステルローイから
カルバーリョが見事にボールを奪いチェルシーのカウンター。
ランパードからジョー・コールへとボールが渡る中
猛然と駆け上がって来たカルバーリョは
ペナルティエリア内左でパスを受け、強烈な右足のシュート。
これがゴール左へと決まり、とどめの3点目です。
そしてカルバーリョはドログバと2人で
タバコを一服するパフォーマンス。
しばらく休んでいた鬱憤を晴らすかの様に
この日いつも以上に闘志溢れるプレーを見せたカルバーリョが
テリーやギャラスと同様にセンターバックにしとくには
勿体無い程の見事なシュートを見せました。

後半29分。
モウリーニョ監督はここで活躍したジョー・コールを下げて
欧州でのリーグ制覇を初めて経験するクレスポを投入。
今季はクレスポの活躍もやはり欠かせなかっただけに
望んでいたその瞬間を味あわせて上げたいのかも知れません。

後半33分。
ルーニーからフェレイラがスライディングで
見事にボールを奪います。
しかし着地時に足を痛めたらしい
ルーニーはものすごい痛がり様で試合が止まります。
イングランド代表の将来を担うエースに状態に
誰もが心配そうで、テリーやランパード、そしてスタジアムの
拍手の中、そのまま担架で運ばれて行きました。
代わりにはエブラが入りました。

後半39分。
ランパードの左足のシュートがゴール左へと外れた
チェルシーは左サイドからギャラスが右足のクロス。
これに飛び込み右足に当てたドログバは
自身はゴール右のネットを揺らすものの
ボールは惜しくも枠を外れました。

そしてドログバもここで下がり
モウリーニョ監督は久々のマニシェを投入します。

後半41分。
パク・チソンが右足のミドルシュートを放ちますが
これはクロスバーの上へ越えます。

そして怪我を押しここまで頑張ったテリーは
動くのがまた一段と辛そうです。
それを察したチェルシーも主将テリーに
負担をかけない様にパスを確実に回して行きます。

ロスタイム。
モウリーニョ監督はファーガソン監督をはじめとする
マンUスタッフ陣の元へを行き、握手を始めます。
そしてベンチに下がったロッベンは
クディチーニと嬉しそうに肩を組み
ジョー・コールとドログバの2人に到っては
すでに踊ってはしゃいでいます。

そしてこのまま3−0で試合終了。
今季最後のホーム戦、そして優勝を決めるのに相応しく
試合内容も最後まで素晴らしいものでした。
今季黒星を喫した相手で、ここに来て調子を上げてる
強敵マンチェスター・ユナイテッドとの対戦でしたが
チェルシーは最初から最後まで
気迫に溢れたプレーと圧倒的な強さを見せ、
これで来季にもしこりを残さず望めそうです。

そして試合後のピッチにはベンチからは
ライト・フィリップスやデル・オルノらも出てきて
チーム一丸となって大喜び。素晴らしい雰囲気です。
スタンフォード・ブリッジに訪れた多くのサポーターも
期待通りの結末に大満足でしょう。

そして優勝セレモニーもそのまま行なわれ
昨季と同様にまずスタッフ陣で、その次に選手たちが現れます。
モウリーニョ監督も颯爽と登場しますが
自分の黒の上着と貰ったばかりのメダルを
サポーターの間へと放り投げてしまいました。
ファンに感謝を示したのと、自分はメダルの為に
戦ってる訳では無いというの事なのかも知れません。
そして最後に足を引きずって出てきた
主将テリーの姿にスタジアムはどっと沸き、
改めてこのチームの象徴だというのが伝わってきます。

そしてそのテリーを中心に優勝カップを捧げ
スタジアムが歓声で沸き、選手たちが歌い出しました。

これでチェルシーは通算3回目のプレミアシップ王者と
なり2連覇は初めての快挙です。
そしてプレミアシップでの覇権を確立するという目的へ向けて
モウリーニョ・チェルシーがまた大きな一歩を踏み出しました。
優勝の経験が少ないチェルシーは相手チームからの
厳しいマークや自分達のモチベーションの差から、
明らかに今季の方が厳しい戦いを強いられました。
だからこそ“奪う”より“守る”事の方が
やはり難しいというのを身を持って知り成し得た
この優勝はやっぱり去年とは違った価値があると思います。
そしてまた同じ様にその喜びも特別なもので
ぜひ来季もこの気持ちを味あわせて欲しいです!

チェルシー:
ドログバ(マニシェ 85分)
ロッベン(ダフ 67分)、ジョー・コール(クレスポ 74分)
ランパード、マケレレ、エシアン
ギャラス、テリー、ギャラス、ジェレミ
ツェフ

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この記事へのコメント
こんばんは。
いい夜になりました。
おめでとうございます〜♪

スタンフォードブリッジで決めて欲しかったので、
嬉しい限り!!
いい試合でしたしね。
また追記分を拝見しに伺いますね。
Posted by YOSHI-CO at 2006年04月30日 01:09
YOSHI-COさん、
おめでとうございます!
本当に素晴らしい夜でしたね!!

スタンフォードブリッジで決めてくれた
おかげで優勝セレモニーも見れましたしね。
ホントに優勝を決めるのに相応しい試合でしたし
大満足でした!
Posted by はだし狼 at 2006年04月30日 05:33
こんばんは、
こちらは歓喜の夜です!
おめでとうございます。

素晴らしい締めくくりでしたね。
完璧です。

後ほど『取材レポート』をアップしたいと思いますので、お楽しみに!

PS;おめでとー

Posted by Premier編集長 at 2006年04月30日 10:54
こんばんは
やったー!!
優勝だ!!
来季はモウリーニョが挑戦の年になると言っていたので期待したいです!!
Posted by ヴィンセント at 2006年05月01日 00:43
>Premier編集長さん、
おめでとうございます!
チェルシーにとってホントに
完璧な締めくくりとなりましたね!!
いろいろあった分、この嬉しさもまた格別です。

また取材レポート拝見させてもらいますね。
本当におめでとうございます!


>ヴィンセントさん、
おめでとうございます!
やっと優勝ですね!!
2連覇はとても嬉しいです。

モウリーニョ監督もまた新たな気持ちで
挑むみたいですし来季もぜひ期待したいですね!
Posted by はだし狼 at 2006年05月01日 02:36
詳しいレポートありがとうございました!
記事を読みながら頭の中で一つ一つ画像がよみがえってくる、素晴らしいレポートですね。
とにかく、優勝ばんざーい!!!
Posted by Wonder at 2006年05月01日 09:30
Wonderさん、
おめでとうございます!
誉めて頂いてとても嬉しいです。
ありがとうございます!!

Wonderさんの綺麗な写真の数々も素晴らしいものばかりで
いつも堪能させてもらってますよ。
ホントに優勝おめでとうございます!
Posted by はだし狼 at 2006年05月01日 21:30
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