2007年01月08日

モウリーニョ「シェフチェンコは一歩前進した」

○マケレレ2世、遅刻。

マクルスフィールド戦でハットトリックを決めた
フランク・ランパードですがモウリーニョ監督は当初は
先発で使う予定では無かったと話しています。

「前半はまだ2−1で試合は決まっていませんでした。
しかし後半、私たちが3点目を奪い、
同時に彼らのGKが退場となった時点で試合は決まりました」

「ランパードは今日、プレーするつもりではありませんでした。
彼は休息を得るべきでしたし、ベンチにいるはずでした。
物事が上手く進まない場合に備えて、私はカップ戦では常に
最終兵器となる選手をベンチに置いておきたいです」

「プレーをすべきだったのはディアラでした。
しかし彼は試合前のミーティングに40分遅れて来たので
私はフランクをスタメンに入れることを決めました。
マイケル・ウッズを使うことも考えましたが、責任を伴う試合に
スタメンで出しても、彼にはまだ手に負えないと思いました。
そして前半のフランクは私たちにとって極めて重要な存在でした」

そしてこのゴールラッシュの中でもゴールが無かった
シェフチェンコに対しモウリーニョ監督は同情したものの
貴重なPK獲得の他、守備にも貢献していたようで
ついに見せたその姿勢を支持しています。

「チームが試合に6−1で勝ち、その得点者に自分の名が無いのは
ストライカーにとってはフラストレーションが溜まります」

「しかし彼はとても一生懸命に挑んでいましたし
それは一歩前進したことを表しています」

「他の数試合での彼はおそらく、
今生きている瞬間を戦わずに、ただ受け入れていただけです。
しかし今日はそうでは無く、彼は幸運を追い求めました」

「彼は一生懸命に戦いましたし、チームのために働きました。
彼はイエローカードを貰いましたが、それはボールを持たなくても
相手を追いかけ、プレッシャーをかけていたからで
それこそチームのためになる事です」

また主将テリーを欠いて大問題だった守備も
良くなりつつあるようです。

「現在、何人かの選手が各ポジションでの
手順を身に付けてきているので
私たちの守備面は良くなってきています」

「パウロは本来センターバックではありませんが
そのポジションでの手順をより多く身に付けてきています。
同時にディフェンスラインも進歩しているので
ペナルティボックスから15〜16メートル前に出ていても
私たちには速い選手が多いためにコントロールできます」

「今日の私たちにはセンターバックが1人いましたが
ウィコム戦でセンターバックはゼロになるので
より難しい試合になります。
そこにはパウロとエッシェンを使うつもりです」

また3試合連続ドローが続き、マスコミの
チェルシーへの攻撃が溢れ出し、
そんな中、モウリーニョ監督は特に叩かれたみたいですが
本人は笑顔であしらっています。

「『ジョゼ・モウリーニョの暗黒期』、
それについては私の母国の新聞でもいくつか扱われていたので
私はだいぶ笑わせてもらっています」

「私の監督としての6〜7年のキャリアの中での
暗黒期は3試合連続の引き分けみたいですが
プレミアシップでは2位、チャンピオンズリーグではベスト16、
カーリングカップは準決勝進出、FAカップも32強に残っています。
だからこの暗黒期というのもなかなか楽しいもののようです」

“マケレレ2世”ことディアラの遅刻が
思わぬ好転へと働いたみたいですが
この厳しいチーム状況の中でも規律を重んじた
モウリーニョ監督も流石でしたし
とても怒っていたらしいので、これに恐れを成した選手たちも
いつも以上に気を引き締めた可能性もありそうです。

また守備陣が慣れつつあるというのには驚きましたし
あの引き分け続きの3試合も実践訓練になったみたいなので
長い目で見れば、やはりまずまずの結果だったのかも知れません。

そしてカルバーリョも出場停止で
ついに底が尽きたチェルシーのセンターバックですが
穴を埋めるエッシェンは休養十分で戻ってきますし
フェレイラも色々と吸収しているみたいで
そのウィコム戦は怖さもありつつもどうなるのかが楽しみです。


○後継者騒動。

そのモウリーニョ監督の後任として
最有力候補のヒディング監督ですが
そのイングランド上陸の噂が再び上がっています。

ロシアにフットボールの学校を設立したりもしている
アブラモビッチさんが“ロシアはここ10年のフットボールの
世界で重要な役割を担っていない”と憂いてその手助けを求め、
給料の一部まで負担してロシアへと連れてきたヒディング監督だけに
やはり親密な関係を築いていて、これが噂を招いているみたいです。

そして今回はそのヒディング監督が
“アシスタントコーチを一流の監督へと育てているため、
もうすぐ私は必要となくなる”と語ったことから
この噂が再燃したみたいです。

ただこの直後、ロシアフットボール協会のビタリー・ムトコ会長は
“彼は現在、ロシア代表の監督であり、2008年までの契約がある。
この契約が有効の間は誰も彼を他の役職の候補とする事はできない”
とこの噂を否定しています。

ヒディング監督の“もうすぐ”が
どの位の期間を指しているのかは分かりませんが
ロシアとしてはやはりEURO2008を前にして
この名将を手放すのはどうして避けたいのでしょうし
この素早い対応ぶりでいかに頼りにしてるかが伺えます。

ちなみにモウリーニョ監督のチェルシーの契約は
2010年まで残っていて
最高経営責任者のケニヨン氏も先日、
“チェルシーがもし今季1つもタイトルを
獲れなかったとしても解雇することは無い”と話しています。


○汽車、列車、機関車。

イギリスの放送局BBCの主催による
2006年のアフリカ年間最優秀選手賞を
マイケル・エッシェンが見事に受賞しています。
これはリスナーからの投票で決まるもので
2位はエジプトのモハメド・アブトリカ、
そして3位にディディエ・ドログバが入りましたが
エッシェンは彼らの倍以上の票を得て、文句無しの受賞だった様です。

しかしドログバはドログバで今日、母国コートジボアールの
2006年の年間最優秀選手賞に輝いています。

そしてそのエッシェンとドログバは、エトーと共に
アフリカフットボール協会による年間最優秀選手賞の
最終候補の3人にも選ばれていて
このより名誉ある受賞者の発表は3月1日となっています。

ちなみにエッシェンはその止まらない駆動ぶりとエネルギーから
モウリーニョ監督から“The Train”というあだ名を付けられたそうです。
   
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この記事へのコメント
おはようございます☆
格下相手とは言え久々の快勝うれしいですね。
シェヴァのゴールがなかったのは何とも寂しいですが
モウリーニョ監督に久々に褒められて一安心です(^^;)
確かに最近のシェヴァには鬼気迫るものがありませんでしたよね。
この試合は見れていないので分かりませんが、少しでも
シェヴァらしさが戻ってきてくれていたならとてもうれしいです☆
ウイコム戦でもチェルシーのゴールラッシュに期待ですね♪
早く週末にならないかな〜!!
Posted by haru at 2007年01月08日 10:46
こんばんは。
シェヴァはゴールを決めなくても「本調子ではない」と言われますが、チェルシーに来た時点で既にピークを過ぎていて今は選手として下降線を辿っている気がしてならないのは私だけでしょうか。
チェルシーの一員となったからには大活躍して欲しいのですが、バロンドール受賞時に比べると明らかに体のキレが無いです。
ドログバは「シェヴァと2トップを組んでいるから得点を重ねることができている」と言っていましたが、それもシェヴァをかばっているようにしか聞こえませんでした(彼は時々チームメイトをかばうコメントをしますよね)。。。
皆さんはどう思いますか??
Posted by ずぶ at 2007年01月09日 01:30
FAカップ3回戦は快勝でしたか。
嬉しい限りです。

得点こそなかったもののシェヴァ大活躍?だったようですね。
守備陣も安定してきたようですし。
(カルバーリョも次、安心して休めるかな?)
モウリーニョ暗黒期ももうすぐ終わりそうですかね。(笑)
Posted by たむこ at 2007年01月09日 13:11
>haruさん、
いつもありがとうございます。
本当に久々の快勝で嬉しいです!
シェヴァのPK獲得は貴重でしたし
何より元気が戻って来てるみたいですね。
ウィコム戦も観れないのは残念ですが
ぜひ吉報を期待したいですし
ホントに週末の試合が待ち遠しいですね!


>ずぶさん、
いつもありがとうございます。
シェヴァとはいえプレミア一年目ということで
予想以上の苦労をしているみたいですね。
ドログバの言葉は庇ってるというのもあるんでしょうが
2トップでやり易いというのもまた事実だと思っています。
シェヴァの頑張り次第でもちろんまだまだ輝けるはずですし
やっぱりいずれは大活躍してくれると期待しています!


>たむこさん、
いつもありがとうございます。
FAカップも無事、勝ち上がれて本当に嬉しいです!
シェヴァが大きな働きをしてくれて
急造だった守備陣も成長してるみたいですし
ホントにこの暗黒期も早くも終わりそうですよね(笑)
カルバーリョはテリー不在の中で連戦続きでしたし
この機会に充分に休んで欲しいですね!
Posted by はだし狼 at 2007年01月10日 03:00
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