2005年04月24日

復活ロッベンのアシスト、ランパードのゴールで優勝へ王手。

優勝が目前のチェルシーと
勝てば残留がほぼ決定するフルハムの
「ウエスト・ロンドン・ダービー」は
先日のアーセナル戦を上回る白熱の戦いとなりました。

優勝目前の緊張感からかダービーの影響からか
試合開始前のランパードはいつに無く厳しい表情。
そんなチェルシーは序盤からダフの左のクロスに
素早く対応したドログバがヘディングシュート。
これはクロスバーの上だけど
前半はこのドログバの上手さが際立ち
惜しいシーンを数多く見せます。

前半16分のペナルティエリア手前。
そのドログバの左後方からのパスを貰ったジョー・コールが
ボールを右に動かし、振り向きながらの右足のシュート。
DFの足に当たり強い回転が加わったボールは
弧を描いてゴールへ突き刺さりました。
ストライカーの手本の様なプレーで
幸先の良い先取点をものにします。

左サイドバックにはフートが出場。
チェルシーの安定した選手の中で
巨体と危なっかしさが目立つフートは
やはりフルハムも狙っています。
でもパワフルなドリブルも何度か見せて、
これにはスタジアムも沸きました。
FKのチャンスにランパードでは無く
このフートに蹴らせるのは重要な戦力というのを
伝えている様にも思えます。

そして対照的にリカルド・カルバーリョが
素早いチェックでほぼ完璧なディフェンスを見せます。
しかし前半40分に19歳コリンズ・ジョンが左サイドから突破。
ひとりマークについていたカルバーリョは
パワーでバランスを崩され、得意のスライディングも不発。
そのままジョンがゴールを決めました。
ペースを握っていたチェルシーの、
そして一番の好守備を見せていたカルバーリョを破っての
この突然の同点弾から試合は熱を帯びてきます。

後半からはついにロッベンが復活。そしてヤロシクも登場。
代わったのはフートとジョー・コール。
おそらく水曜のチャンピオンズリーグ・リバプール戦に備えて
ロッベンに試合感を取り戻させるのとコールの温存というのが
モウリーニョの意図でしょう。
ただウインガーのダフを
左サイドバックに配したのは驚きでした。
ちなみにモウリーニョはチェルシーに来た当初、
選手全員に守備を一から教え込んだといいいます。
それと入ったばかりのロッベンのサポートというのも
あるだろうし、楽しみな布陣です。
そのロッベンは後半開始早々、
すべりながらも体勢を立て直してクロス。
グジョンセンが決めるけどこれはオフサイド。

後半も試合の熱は上がる一方で、
両者一歩譲らない勝負はとても優勝間近と
残留争いをしているチームのものとは思えないほど。
フルハムは素早く激しいプレッシングをかけて
ラジンスキが精力的に動き
ボア・モルテがテクニックを魅せつけます。
一方のチェルシーは今日はDFのパスミスが目立ちます。

しかし後半18分。
オーバーラップしたダフが前のロッベンへボールを渡す。
ロッベンは巧みな股抜きでDFをかわし、落ち着いたラストパス。
これを走りこんできたランパードがゴールへ決めました。
采配も当たり、今日はいつも以上に険しい形相の
モウリーニョは腕を振り下ろしながらベンチを飛び出し、
激しい喜びをあらわにしました。

そのモウリーニョ監督はドログバを下げて
守備的MFティアゴを投入。
グジョンセンを前に出し1トップ。
そしてこの采配が又も当たります。

後半41分にティアゴの見事なパスカットからカウンター。
オフサイドギリギリでパスを受け取った
グジョンセンが巧みなコースどりのドリブルで疾走。
GKとの1対1も確実にゴール左に流し込みました。
今日は度重なるオフサイドでイライラしてた
グジョンセンが最後に意地を見せました。

これが決定的となり3−1でチェルシーの勝利。
月曜にアーセナルがもし敗れれば
チェルシーの50年ぶりの優勝が決まります。
でもできれば来週のフラム戦での勝利で
優勝の瞬間を観たいというのが本音です。

水曜のチャンピオンズリーグに関しては
ロッベンが復活直後でアシストを決め、
ジョー・コール、ドログバも好調のまま温存できました。
モウリーニョ監督はダフの左SBを始め、戦術的にも
幾つか試せてリバプール戦に向けて準備は万全ですね。
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