2005年05月05日

PSV 対 ACミラン(チャンピオンズリーグ)

チャンピオンズリーグ準決勝の
PSVとACミランの第2戦。
第1戦を2−0で勝利したミランの
圧倒的有利という前評判を覆す試合内容でした。

ホームの声援に支えられたPSVは
流れる様なプレーで2点のビハインドを感じさせません。
前半5分にはミランのゴール前で
ペネフォールがボレーシュート。
しかしこれは防ぎにいったマルディーニの後頭部を直撃。
思いっきりだったので心配でしたが
なんとか大丈夫みたいで良かったです。
しかしミランにとっては序盤から嫌な流れ。

そして前半9分。
第1戦同様に今日も目覚しい動きを見せる
パク・チソンがペナルティエリア内への縦パス。
受けたフェネフォールがスタムとしのぎを削って
こぼれたボールを、走りこんで来たパク・チソンが
奪うようにゴールへ蹴り込みました。

さらにPSVはコートをいっぱいに使い
落ち着きと集中力を見せながら試合を展開。
動きが重いミランはこぼれ球も拾われ、
中盤でもたついている所をパク・チソンらが
ボールを奪います。
同じく韓国代表のイ・ヨンピョは
守備よりも左サイドからの攻撃に力を置き
ミランはファールで止めるのがやっと。
PSVはこのセットプレーからの
クロスボールでも惜しい場面が多々ありました。

ミランは41分にカフーのクロスからカカがシュート。
今日初めての枠内シュートは
同じブラジル代表のアレックスが足を出して防ぎます。

後半のミランはやはりマルディーニが
大事をとって下がり、代わりにカラーゼが入ります。
一方のPSVは後半に入っても勢いは止まりません。

57分に今日は目立たないシェフチェンコに
ゴールチャンスが生まれるけど
これはDFルシウスが見事なカバー。
でもこれを演出したカカはやはり危険な存在です。

そしてPSVは65分。
左サイドのイ・ヨンピョのクロスから
コクーの勢いのあるヘッドがジーダを破り2点目。
トータルで2−2の同点に追いつき、
試合内容からしてもPSV勝利の可能性が一気に高まります。

ミランのアンチェロッティ監督はここで
ファーストレグで得点しているトマソンを投入。
それでも試合を支配し続けるのは相変わらずPSV。
ミランの攻撃も少しは増えたけど決定機は訪れず
延長戦突入の気配が漂いました。

しかしロスタイムの91分。
左サイドからカカのワンステップのクロス。
アンブロジーニがヘディングシュートでゴールを破ります。
ここに来てミランがまさかの決定的な一撃。
後半からキャプテンマークを受け継いだ
アンブロジーニは気迫が感じられ
これが今日2本目のヘディングシュートでした。

PSVはその1分後にコクーが素晴らしい
ジャンピングボレーですかさずの同点弾。
しかしその1分後に試合は終了。
アウェーゴール方式によりミランの
決勝進出が決定しました。

ミランはまたも試合終了間際のゴール。
相手が少しでも手綱を緩めた時を
逃さないのはやはりミランの凄さですが
それでも今日は観ていて勝つとは思えませんでした。
「ミランには経験があり、悪いときなりの戦い方を知っている」
というマルディーニの言葉が思い起こされます。

PSVはチャンピオンズリーグ
7試合連続完封を続けていたミランから3点も奪い、
試合内容からしても勝利に相応しかっただけに残念です。
試合終了後にフィリップス・スタディオンの
雨が強くなったのはPSVにとって象徴的でした。
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