2007年02月27日

ジョゼ・モウリーニョ監督の3つのお願い。

○ジョゼ・モウリーニョ。

このカーリングカップ優勝により、チェルシーに来てからの2年半で
5つのタイトルを獲得した事になるモウリーニョ監督は
この試合直後、報道陣に向かって3つのお願いをしています。

その1つ目はこの試合の報道の中心を
終盤の乱闘騒ぎにしないという事です。

「私はまだTVで確認していません。
試合の最後に起こった出来事は残念でした。
誰の責任だったのかは分かりませんがそれは残念なことです」

「この試合、選手たちの態度は良いものでした。
多分、それはフラストレーションの結果でしょうし
何人かの少年はわずかに我を失いました」

「私は私たち全員がそれらの事件を忘れ
試合の良い部分に集中してくれることを望みます」

「私の選手でレッドカードを貰ったのはミケルです。
しかしもし彼が間違ったことをしたとしても
私の仕事は彼を殺すことでは無く、彼を教育することです」

※ちなみにミケル自身は自分は巻き込まれた為に
レッドカードに値しないと話していて、チェルシーも公式HPで今日、
この件に関し抗議すると声名を出していました。

そして2つ目はドログバが素晴らしい決勝点を決めたものの
それによってチーム全体の貢献を曖昧にしないよう望んでいます。

「彼はとても重要なゴールを2つ決めました。
特に2ゴール目は間違いなく美しかったと思います。
しかし私はその点取り屋が特別視されるのをあまり好みません」

「シェヴァはゴールを決めませんでしたが
私は彼がとても一生懸命に働いたと思います。
ロッベンは大きな貢献をしました。
ミッドフィルダーたちもとてもパスワークが巧みなチーム相手に
とても激しく働きましたし、その背後ではDFやGKを含めて
誰もが最善を尽くしたと思います」

そして最後の3つ目はチェルシーが倒したアーセナルが
若い選手が中心とはいえ、それが完成されたチームだという事を
しっかり認めて欲しいという事です。

「私は人々がその若いアーセナルチームが
戦ったリバプール戦を忘れていないことを望みます。
彼らはアンフィールドで誰も成し得なかった事をし、勝利しました。
そして彼らはエバートンとスパーズも破っています。
私たちは彼らを若いチームだと話していますが
それは優れた若いチームです」

「彼らの前半は私たちよりとても良いものでした。
しかし後半はその正反対でした。
私たちは試合をコントロールし、ゴールポストを2度叩き、
そして決勝点を奪いました」

「ロンドンに帰るのに私たちのサポーターたちは
多くの時間がかかるでしょう。
しかし私は彼らが幸せに満ち溢れながら帰れると思います。
このスタジアムの良い思い出を私はずっと忘れないでしょう」


○ジョン・テリー。

また主将テリーに関するモウリーニョ監督の
試合終了後のコメントです。

「担架に乗せられた彼の隣で、私はいくつかの言葉で話かけました。
そして彼は自分の手で反応を返したので
私は彼が完全に意識を取り戻し、全てを覚えていると理解しました」

とはいえ、病院での検査を無事にパスしてからは
そのまますぐUターンしてセレモニーに参加し、
他の皆と同じくらいにこの優勝を喜んだというテリーは
まだ意識が少し朦朧とするその日の夕方に話しています。

「私は後半にピッチへと出て行ったのは覚えていますが
病院へ向かう途中に救急車の中で目が覚めるまで
後は何も覚えていません」

「病院ではスキャンをして、大丈夫だと言われました。
仲間たちの元へと戻れるのは素晴らしいですし
彼らは優勝をものにしていました」

「私はまだ少しフラフラとしています。
私は後半に多くの役割を担えませんでしたし、仲間たちに感謝します。
彼らはこの大会を通し、最後まで的確に勝ち抜きました」

そして、そのテリーの代わりにトロフィーを掲げたランパードは
あの事故によりさらに勝利をものにする決意を固めたと話しています。

「あの勝利はジョンのためでした。
ジョンはあんな形でピッチを去り、
試合に勝ちたくて仕方無かったでしょう。
私たちは彼のために勝利を手に入れました」


○ディディエ・ドログバ。

そして2得点を決めてマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた
ドログバですがこの日の自分のプレーには満足していませんが
このゴール自体には満足し、残り3つのタイトルを向けて
さらなる糧にしたいと思っています。

「決勝戦で2ゴールを決めることはいつでも大きな喜びですし
私たちは1点のリードを許してから
逆転したので重要なゴールでもありました」

「アーセナルのようなビッグチームからリードを奪う
ゴールを決めるのは常に嬉しいことです。
しかしそれは個人的な満足感では無く、
チーム全体としての満足感です。
何故なら今日の私は最高のフットボールをしていたとは思いません」

「多分、チームが必要としていたので
私はそこにいたのでしょうし、それは良い感覚です」

「私たちは2年前にこのカーリングカップで優勝してから
プレミアシップを制覇しました。先のことはわからないし
フットボールの世界ではどんな事でも起きます。
私たちはまだ残り3つの大会でも勝てると信じています」


昨日のアーセナルTVで改めてこの試合を確認しましたが
無事だと分かっていてもテリーのシーンは何度観ても衝撃的でした。
アーセナルが若さ溢れる思い切りの良いプレーを見せてましたが
後半入ったロッベンが相手に脅威を、そして味方には勢いをもたらし
引っ張ってくれた感があります。
またランパードのクロスバー直撃のミドルは素晴らしかったし
シェフチェンコもあと少しで駄目押しゴールと惜しかったです。
そしてエッシェンのボールカットとロッベンの正確のクロスよる
ドログバの2得点目はまさに優勝を決める決勝点に
相応しいゴールシーンでした。

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この記事へのコメント
私もあの乱闘はチェルシー側が巻き込まれた感じがしました。
アーセナルTVは向こう寄りだったので、ミケルが引っ張ったと言ってましたが、明らかにランパードは向こうの4番に喧嘩を売られてたし。
エブエがブリッジの頭を掴んで倒したのに、何故かアデバイヨルが退場になったり、不思議でした。
FAも調査に入るみたいで、チェルシーが抗議するのも無理は無い気はします。
試合自体はあんまり良くなかった感じがしました。
まだボロ戦の方が動きや連携が取れていた様な・・・
何はともあれ優勝できた事を、次に活かして欲しいですね。
ただ、テリーは本当に大丈夫なのか、このコメントを読んで心配になってしまいました・・・
Posted by Tomoko at 2007年02月27日 09:29
今晩は。
私も、YouTubeで流れてた映像で、乱闘シーンを見ましたが、チェルシー側が巻き込まれた感じでしたね。
ランパードも何故自分がイエローなのか分からないんじゃないでしょうか。
ちょっと審判の判断ミスのような気がします。
JTについては、直ぐに退院し、スタジアムに駆けつけたと聞いていたので、大丈夫かと思っていたのですが、場所が場所なだけにちょっと心配ですね。
Posted by ランプス at 2007年02月28日 00:15
いや〜優勝はやっぱ嬉しいですね〜。
試合見ましたが、テリーのシーンは少し冷えましたね…。

この調子で目指せ、トレブル。
Posted by いな at 2007年02月28日 10:10
こんばんは☆
さすがにモウリーニョ監督は良いコメントをしてくれますね!
若手中心とはいえアーセナルは本当に強かったし
ドログバの2ゴールはもちろん見事でしたが
監督と選手全員で勝ち取った優勝と言えますよね☆
そしてこの大事な今シーズンの初タイトルを獲得した試合が
「負傷者・退場者続出の荒れた試合」として報道されるのは
あまりにもったいないですもんね。

ドログバも決して天狗になることなく常にチームのために
全力で戦っている姿勢は本当に素晴らしいと思います。
一流の監督や選手は、人間としても一流だなと思いました(^^)
これからもがんばってほしいですね☆☆
Posted by haru at 2007年02月28日 18:20
>Tomokoさん、
いつもありがとうございます。
主審も通例に倣って両成敗にしたのでしょうが
本当にミケルにとってもランパードにとっても少し可哀相でしたよね。
ブリッジを倒したのがエブエだったのでは
アデバイヨルがあんなに怒っていたのも納得がいきますね。
試合内容はホントにあまり良くはなかったですし
若手主体のアーセナル相手の決勝という事で
勝って当たり前、みたいなプレッシャーをかけられていた気がしました。
テリーもすぐに戻った為にまだフラフラしてたみたいですが
大丈夫みたいですし、今はしっかり休んで欲しいですね。
この優勝を糧にさらなる結果を期待したいです!


>ランプスさん、
いつもありがとうございます。
あの乱闘は本当に巻き込まれた感がありましたよね。
ランパードのイエローも両成敗でアーセナル側を
納得させる為のものに思えましたよね。
JTは問題は見られなかったみたいですが
ホントに場所が場所ですし、完全に安全を確かめて
戻って来て欲しいですね!


>いなさん、
いつもありがとうございます。
本当に優勝はとても嬉しいですよね!
テリーのシーンは何度観ても怖さを感じて
すぐに戻ってこれたのは信じられないほどでしたね。
ホントにチェルシーにはこの調子で
ぜひ多くのタイトルを獲得して欲しいですね!


>haruさん、
いつもありがとうございます。
モウリーニョ監督は相変わらず頼もしいですね!
アーセナルも十分に手強かったですが
優勝できたのはやっぱり選手一人一人の働きがあったからですし
この決勝戦の話題がロスタイムのみに集中してしまうのは
本当に勿体無いですよね。

ドログバのチームのために力を惜しまない姿勢も
ホントにいつも素晴らしいですし、
一流たる所以が伝わってきますよね。
これからもぜひ多くの活躍を見せて欲しいですね!
Posted by はだし狼 at 2007年03月01日 05:12
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