連続試合出場記録を更新し続ける“鉄人”。
MF(ミッドフィルダー)で背番号8。
1978年6月20日生まれ。178cm。71kg。
○イングランド出身でキャプテンのテリーと共に
今やチームの顔とも言うべき存在。
○守備はアグレッシブでそつなくこなし
正確なパスと豊富な運動量、一級品のミドルシュートが武器。
そして2列目からファーサイドへ飛び出すタイミングは絶品で
攻撃参加は世界最高クラスのセンターハーフ。
MFながら今季は18ゴールを上げ、チーム内トップを走る。
○イングランド代表でもレギュラーに定着し
過去14試合で7ゴールを決める活躍。
同じ代表のMFで中盤でコンビを組む
リバプール主将ジェラードとは
年齢も近く、ミドルシュートを得意するため
よく比較されるけど、本人たちも意識し合い認合う仲。
○ランパードにとっての世界最高の選手は
マンチェスター・ユナイテッドのロイ・キーン。
「完璧なミッドフィルダー」と言う程の大ファン。
○プレミアリーグ144試合連続出場を続けている中
毎試合12キロから13キロ走る(普通の選手は10キロぐらい)。
モウリーニョ曰く
「まるで機関車や非常に特別な車のような選手」
○父親は元イングランド代表の左サイドバックの
フランク・ランパード・シニア。
叔父は現サウザンプトン監督のハリー・レドナップ、
従兄弟がジェイミー・レドナップと
サッカー一族の血を継承したサラブレッド。
○当時、叔父ハリー・レドナップが監督を務めていた
ウエストハム出身で1996年にデビュー戦。
レギュラーに定着しウエストハムを象徴する選手に。
通算148試合に出場23得点を記録。
○2001年夏にウェストハムからチェルシーへ。
理由はコーチだった父が理不尽な理由で解任された事と
“ランパード・ジュニア”というイメージから脱却するため。
移籍金は1600万ユーロ(約20億9600万円)。
その当時チェルシーにいた“偉大なるゾラ”とプレーできた
幸運は「一生忘れない」とランパードは言っています。
○チェルシーに来てから現在まで
リーグ戦の欠場はわずかに1試合のみ。
それでもコンスタントに活躍する安定感を持ち
チームの大事な場面では決定的なゴールを上げる。
チャンピオンズリーグでのバイエルン戦の2得点、
今季のリーグ優勝を決めたゴールなどは記憶に新しい。
○5/6には今季の「FWA年間最優秀選手賞」を受賞。
記者たちが投票で選ぶ最優秀選手で
チェルシーでは尊敬するゾラに次いで2人目。
「すごく名誉なことだよ。誇りに思う」
とこの評価に喜びを表しました。
ちなみにランパードはファンが選ぶ
年間最優秀選手にも選ばれています。
○「今はサッカーが楽しい」
語るランパードは自ら認める完璧主義者。
「もっと上を目指したい」
来季も期待させてくれる言葉を残してくれました。
○ランパード関連グッズ