2007年03月08日

モウリーニョ「このプレッシャーを楽しもう」

この試合も見事な手腕を披露した
モウリーニョ監督のポルト戦後のコメントです。

「前半の私は落ち着いていましたが
完全にポルトの方が私たちよりも良いことに気づいていました」

「ハーフタイムの時点では
私たちはチャンピンズリーグ敗退となっていました。
そのため私は選手たちに

『私たちはこの試合を楽しめるし
そうでないなら、恐れているということだ。
もし恐れているなら、私たちのこの大会は終わる。
しかしもし楽しめるのなら、この状況を楽しむため、
このプレッシャーを楽しむために残りの45分をプレーしよう。
こういう時でも楽しみ、私たちのクオリティと
個性を見せることは可能なのだから』

と言わなければいけなかった」

「そしてその反応はとても前向きなものでしたし
わずか3分間でゴールを決めたので
それはさらなる自信を与えました」

「ミケル投入による変化に私は満足でした。
それは私たちが中盤で必要としていた
力強さとボールポゼッションを与えてくれました。
その後、試合はより激しく、より速くなり
私たちは結果を変えることが出来ました」

「戦術的に私はディアラに中盤でプレーするように言い
ディフェンダーを3人にしました。
そして私はこの時ディアラに、彼らのダイヤモンド型の角を
狙うように言い、ポルトは試合のコントロールを失って
彼らの監督は4−4−3へとシステムを変えました。
ポルトのフェレイラ監督はよくやりました。
彼は私に難しい時間帯を与えました」

「後半のチェルシーのプレーぶりなら
もし48分にゴールが生まれなくても、49分には生まれていたでしょうし
もし75分にゴールを決めなくても、76分には決めていたでしょう。
そこにはチェルシーが勝利するときの自然な傾向が見られました」

「バラックにとって良いゴールが生まれました。
何故ならそれはチェルシーを準々決勝へと押し進めるゴールです。
彼は前半は良くありませんでしたが、後半は良いプレーを見せ、
今夜のチームを象徴しているかのようでした」

「私たちがもしこの大会で優勝するとしても
それは奇跡ではありません。
しかしもし準々決勝で敗退するとしても
それは当たり前のことです」

「ポルトはたった1ゴールで勝ち上がることが出きたし
試合は終了の笛が鳴るまで確定はしていませんでした。
しかし後半の私たちはとても強かったので
私は私たちがこの準々決勝進出に値すると思います」

敗退の危機を孕んだまま前半を終えましたが
そのおかげで久々にハーフタイムに
選手を鼓舞するモウリーニョ監督の言葉が聞けましたし
そのモチベーターとしての手腕に加えて、的確な采配の数々も見せ、
この試合で改めてその凄さを思い知らされました。

 

そして引き続きロッベンとツェフの
同じくポルト戦についてのコメントです。

ロッベン「私たちは前半の途中から
わずかに試合をコントロールし始めたと思います。
ポルトはとても良いスタートを切り、
私たちが考えていた以上に積極的に向かって来ました。
特に序盤は私たちの中盤と前線の間に
あまりにも大きなスペースを与えてしまいました」

ツェフ「ファーストレグが1−1の引き分けだった為
彼らはゴールを決める必要がありました。
だから彼らはプレッシャーを持って試合を始めたし
あれほどのスタートを切って、勝ち上がるチャンスを得たのも
それが理由だと思います。
しかし私たちは状況を好転させるために個性を見せました」

ロッベン「私たちは始めは試合をコントロールできませんでしたが
私は前半の途中で思いました“わずかに変わった”と。
そして私たちはより脅威を与え、チャンスもつくりましたが
それもゴールを決める程には充分ではありませんでした。
だから後半にやらなければいけないことはわかっていたし
私たちは前半直前と同じように進み続け、
そしてより前からプレスをかけ続けました」

ツェフ「誰もがその状況には満足していなかったし
ハーフタイムでは監督に1つか2つのことを言われました。
そしてそれが後半に機能しました。
私たちはパニックに陥ったりはしませんでした。
監督が私たちに言ったのは
“ポジティブなままでいて、今こそ私たちが
ビッグプレーヤーの集まりだというのを見せよう”という事だけです。
残り45分しか無くしかも負けている時は、優れた個性と
自分たちがビッグプレーヤーだというのを示す必要があります。
そしてそれこそが私たちが後半で成した事です」

この試合の序盤には自らモウリーニョ監督の所まで
何かを言いに行っていたロッベンですが
それはこの与えていたスペースの事だったのかも知れませんね。
ロッベンはその脅威のドリブルや精度の高いキックの他に
戦術理解度にも優れた選手ですし
このポルト戦では特にその頭の回転の早さが随所で光っていました。

そしてツェフのこの言葉からもモウリーニョ監督の言葉は
やっぱり大きな効果を与えていたようです。


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この記事へのコメント
こんばんは☆
モウリーニョ監督はホント良いこと言ってくれますね!
最近の試合では本当に采配がさえまくってますよね。
解説者は調子が良くないとすぐに交代させろとか言いますが
選手を信頼して起用し続けたことが
良い結果につながっていると思います(^。^)

ロッベンは「何かやってくれそう」と
いつも思わせてくれる貴重な選手ですよね!
プレミアではドログバのゴールが圧倒的に多いですが
CLでは色んな選手が得点できていることも良いことだと思います♪
夢の来日にまた一歩前進ですね(*^。^*)
Posted by haru at 2007年03月08日 22:41
4−4−3へ変更? 
Posted by フーリー at 2007年03月09日 08:10
>huruさん、
いつもありがとうございます。
モウリーニョ監督のここ最近の采配は特に冴え渡っていますよね!
選手を信頼し続けることの大切さも改めて教えてくれましたし
本当にこれが結果やその強さへと繋がっているんだと思います。

ロッベンはホントにいつも可能性を感じさせてくれる選手ですよね。
さらに最近はシェヴァやバラックもCLで得点していて
多くの選手が貢献できているのはやっぱり頼もしさを感じますし
このままぜひ夢の来日を実現して欲しいですね!!


>フーリーさん、
ご指摘ありがとうございます。
公式では4−4−3となってたんですが
そういえば、変ですよね。
どうやら4−3−3みたいです。
Posted by はだし狼 at 2007年03月10日 08:45
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