2007年03月12日

ランパードの2得点&カルーボレーでチェルシーが引き分け。

FAカップ準々決勝。
スタンフォード・ブリッジで行われたチェルシーと
トッテナムの一戦は3−3の引き分けに終わりました。

      ロッベン   ドログバ  シェフチェンコ
        
    ランパード   ディアラ    バラック
            
A・コール カルバーリョ エッシェン フェレイラ
              ツェフ

この試合、期待されていたテリーは
医師の許可が下りなかった為に出場できず、
またマケレレはなんとインフルエンザにかかってしまい
その役目はディアラが務めることとなりました。
そして右SBにはフェレイラが入っています。

前半5分。
ペナルティエリア手前のレノノからの縦パスを
ゴール前へと流れてきたベルバトフが
右足のシュートでゴール右上へと突き刺し
トッテナムがいきなり先制点を奪います。

前半10分。
左サイドのFKからランパードが入れたクロスに
二アサイドへと勢いよく飛び込んだエッシェンの
バックヘッドはクロスバーの上へと外れました。

前半22分。
ペナルティエリア内右で巧みなボールキープを見せた
ドログバが入れたクロスをシェフチェンコが
胸トラップで後ろへと落とします。
そして走り込んで来たバラックが左足で叩いた低いクロスを
ゴール前のランパードが右足を伸ばしてゴール右へと押し込み
チェルシーが同点に追いつきます。
そしてポルト戦同様、前線から中盤の選手まで
各選手が良く絡んだ攻撃シーンでした。

前半27分。
中盤をドリブルで抜け出したディアラがそのまま右足から
放ったミドルシュートはゴール左でGKが抑えました。

前半28分。
ペナルティエリア内右のレノンが入れた低いクロスに対し
急いで戻ってきたエッシェンが飛び込んで遮断しようと試みますが
その足で防いだこぼれ球がゴール右へと入ってしまい
チェルシーが再び1点のリードを許します。
飛び出していたツェフに任せておけば防げたはずでしたが
トッテナム攻撃陣がすぐ間近に迫っているのが見えていただけに
咄嗟に反応してしまったのかも知れません。

前半33分。
シェフチェンコとボールを繋ぎながら中盤を駆け上がる
ロッベンがペナルティエリア右へと進入して鋭いクロスを繰り出します。
そしてこれが相手DFと飛び出したGKに当たり
そのままゴールへ向かって行きますが、
咄嗟に戻ってきたDFがクリアして逃れます。

前半34分。
そしてこの短期決戦、ここでモウリーニョ監督は
早くもフェレイラを下げてライト・フィリップスを投入し
攻撃の駒を増やします。

前半36分。
出した縦パスをアシュリー・コールに跳ね返されたガリは、
中盤で宙へと浮き上がったこのボールを
自ら跳び込んで胸トラップで奪います。
そしてそのまま1人抜け出して一気にペナルティエリアへと進入した
ガリは飛び出すツェフよりわずかに早く放った
その右足のシュートでゴール下へと決め、
これでトッテナムが2点のリードをものにします。
ボールが宙に浮かんでいる間、チェルシー守備陣は重なってしまい
誰が処理するかで躊躇があり、その間隙を縫って奪った
ガリは敵ながら見事なプレーでした。

前半38分。
ロングボールをドログバが胸トラップで落とし
ペナルティエリア手前に走り込んだ来た
シェフチェンコが右足で叩きますが、
このシュートはゴールの右上へと外れます。

前半41分。
ロッベンが右サイドのFKから入れたクロスは
相手DFの頭に当って流れ、さらにペナルティエリア左の
エッシャンがなんとかヘッドで合わせますが
このシュートはゴールの左へと外れました。

前半44分。
右サイドよりのFKからドログバが右足で狙った
シュートはGKの正面へと収まります。

後半1分。
ロッベンの右サイドのFKからバラックのヘディングシュートは
相手DFに当たってクロスバーの上へと越え、
続く左CKからランパードが入れたクロスから
再びバラックのヘッドはGKが正面で抑えました。

後半5分。
中盤からのパスを追いかけ、ペナルティエリアへと入った
レノンの左足のシュートは飛び出したGKツェフが見事に跳ね返します。
そしてエリア内右へとこぼれたボールを再びトッテナム側が拾い
クロスを入れ、さらにエリア内左のデフォーがヘッドで折り返しますが
これも咄嗟に戻ったツェフが阻み、試合を終わらせるゴールを許しませんでした。

後半12分。
ここでモウリーニョ監督はイエローを1枚貰った
ディアラを下げて、ブラルーズがついに復帰を果たします。
そしてエッシェンが中盤へと戻りました。

後半19分。
2点差とはいえ、後半開始時からその気迫がとても伝わって来る
チェルシーは見事な攻勢を見せていますが
トッテナムも良く守り、ゴールは生まれず
ここでモウリーニョ監督はさらにカルーを投入します。
下がったのはアシュリー・コールで、
そしてエッシェンが今度は左サイドバックへと入りました。

後半25分。
ロッベンの左CKからのクロスをバラックがヘッドで合わせ、
混戦の中、これをゴール前のドログバが反転しながらの
シュートで押し込もうと試みます。
そして目の前のDFへと当たって後ろへとこぼれたこのボールを
ランパードが右足でゴール左へと突き刺し
チェルシーがやっと1点差へと縮めます。
前半に再びリードされた後、
真っ先に力強いプレスで反応を示したランパードが
その思いを結果に出したような2点目です。

後半30分。
ゾコラが右足から放った強烈なミドルシュートは
GKツェフがゴール左下へと飛んで防ぎました。

後半36分。
左サイドのロッベンのクロスのこぼれ球から
エッシェンが放った右足のミドルシュートが
惜しくもゴール左へと外れます。

後半40分。
中盤まで出てきたカルバーリョが狙い済ました
ロングボールを放り込み、ペナルティエリア内右のドログバが
ここも相手DFをものともしないヘッドでゴール前へと折り返します。
そしてこれをカルーが右足ダイレクトボレーでゴール左へと突き刺し、
チェルシーがついに同点に追いつきます。
そしてカルーのこの鮮やかなゴールにはGKも流石に
1歩も動けずただ見送るだけでした。

後半43分。
2人をかわしペナルティエリア内右へと進入した
デフォーが放った右足のシュートがクロスバーを直撃します。

後半ロスタイム。
ペナルティエリア手前で相手守備陣をかわした
シェフチェンコがそのまま右足のミドルシュートを放ちますが
これが惜しくもゴール右へと外れます。

そしてゾコラのミドルはツェフがしっかり抑え、
ランパードのミドルはゴール左へ外れたりもあって
このまま3−3で試合終了。
決着はトッテナムのホーム戦へとおあずけとなりました。

早々に先制点を許してしまい、一度は同点に追いつくものの、
今度は一気に2点差をつけられてしまうという
チェルシーにとっては貴重な程の状況でしたが
最近のゴール量産を象徴しているように
トッテナムの意欲は見事でしたし、レノンやベルバトフを筆頭に
その攻撃陣はやはり脅威でした。
そしてモウリーニョ監督も試合前にその事について触れていて
しっかりと守らなければいけないと話していましたが
復帰を期待していたテリーの許可はおりず、
マケレレがまさかのインフルエンザになってしまい
やっぱりそれも難しかったようです。

こういう事情に加えて、さらにオウンゴールも生まれたりと
この試合は運にも見放されていた感がありましたが
モウリーニョ監督は珍しく前半の時点で采配を奮い、
さらに後半開始から選手たちがかなりの気迫を見せて
まだまだ可能性があることを示してくれたのは頼もしく
まさにチェルシーらしい姿でした。

またトッテナムは中盤のゾコラを始めとして守備も見事で
さらなる追加点を狙うカウンターは危険でしたがそんな中、
ベルバトフとレノンを下げたのは本当に大きかったと思いますし
そしてこれもチェルシーのあの猛攻や
攻撃陣を総動員までしたモウリーニョ監督の意志が
ヨル監督をあの采配へと導いたのかも知れません。
また終盤はロングボールばかりになっていったものの
相手は疲弊も見え始める中、強靭なドログバの
その確保率は増すばかりで、チェルシーの底力同様に
ドログバのその凄さをまたも見せつけられました。

そしてこの決着は今度は敵地で決まりますが、
せっかくここまで頑張って追いついただけに
なんとか準決勝進出へと勝ち上がって欲しいです。
また次のチェルシーは14日にプレミアシップ、
延期になっていたマンC戦(アウェー)が待ち構えています。
今日の試合は身体を痛めながら戦っていた選手も多く
さらに疲労も大きいと思いますが
テリーも今度は確実に戻ってくるでしょうし
(マケレレにも出来れば完全に回復して貰って)
ここはぜひ勝利し首位マンUとの勝点差をしっかり6として欲しいです。

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この記事へのコメント
おはようございます☆すごい試合でしたねぇ〜!
フジ739に急いで加入したかいがありました(^^)
前半はさすがにもうダメかなと思いましたが
監督も選手も全くあきらめることなく負傷しながらも
最後まで戦った結果が見事な引き分けにつながったと思います☆
チェルシーはやっぱりすごい!!!
最後のシェヴァのシュートが決まっていたら
さらに超最高だったんですが・・(^^;)
この過密日程の上に再試合とはかなりキツいですが
ホント、せっかくここまでがんばったんだから
アウェーでしっかり勝ってほしいですね!
テリー&マケレレの復帰に期待です。
Posted by haru at 2007年03月12日 08:13
見てて疲れる試合でしたね。最後の最後まで手に汗握って祈るような思いで見てました。
デフォーのバー直撃は心臓に悪いです(笑)
ベルバトフは試合前ランパードが絶賛していた通り、凄い脅威になりましたね。
2点差でも最後まで諦めずに果敢に攻めた後半は、流石チェルシーという感じでした。
テリーに許可が下りなかったのは気がかりですが、何とか次戦にはマケレレと共に完全復帰してくれることを期待したいです。
Posted by Tomoko at 2007年03月12日 09:09
こんにちは〜!


4冠の発言を前に選手たちがしていましたが、この試合で選手・監督はその4冠を本当に狙っているということを示してくれたのではないでしょうか。
それにしても、エシアンのマルチロールっぷりはすごいですね
Posted by パベル at 2007年03月12日 12:24
FAカップで勝ち進むのは、やはり簡単にはいきませんね。ランパードはさすがですね。本職でないエッシェンがDFではやはりきついのでしょうかね。
Posted by ナムトン at 2007年03月12日 19:05
この試合は本当に負けたと思いましたが、モウリーニョの思い切った采配が成功して引き分けまで持っていったのは凄い!
マンC戦はテリーが戻ってくるらしいので、完封に期待
Posted by ヴィンセント at 2007年03月12日 22:52
今晩は。
いやあホンマ負けたと思ったゲームを、よく追いつきましたよね。
テリーとマケレレの二人を欠くと、やっぱり守備面に不安が出ますね。
過密日程が恨めしいですが、二人には早く戻ってもらって、次は完封で準決勝へ進んでいって欲しいですね!
Posted by ランプス at 2007年03月13日 00:00
>haruさん、
いつもありがとうございます。
本当に凄い試合でしたよね!
前半は今回ばかりはキツイかもと思いましたが
全員が決して諦めず、負傷しながらも
戦い抜いて追いついてくれましたし
改めてその凄さを見せつけられましたね!
シェヴァのシュートもあと少しでしたし
あれが決まって逆転していたらさすがの
ヨル監督も立ち直れなかった知れませんね(笑)
ホントに試合が1つ増えてしまったのが大変ですが
せっかくここまでやったからには
アウェーではテリー&マケレレにも出場してもらって
ぜひ勝利を手にして欲しいですね!!


>Tomokoさん、
いつもありがとうございます。
本当にとても疲れた試合でしたよね。
最後の最後まで何が起きるか分からなかったですし
そういう意味では十分に見応えある試合でしたが
ホントにデフォーのバー直撃は下手な
アトラクションよりもスリルがありました(笑)
2点差も決して諦めずに向かっていった姿勢は
まさにチェルシーらしい姿でしたね!
とても頼もしかったですし、テリーとマケレレにも完全復帰して貰って
次戦ではぜひ勝利してくれると期待したいですね!!


>パベルさん、
いつもありがとうございます。
本当に選手・監督のあの諦めない姿勢が、
4冠を狙っていることを示していましたよね!
エッシェンも1試合で3つのポジションをこなして
ホントに改めてその凄さを見せてくれましたよね。
厳しい状況でもしっかり首の皮を繋げましたし
このまま4冠を狙うためにも次戦はぜひ勝利して欲しいですね!!


>ナムトンさん、
コメントありがとうございます。
本当に世界最古の大会だけあって、一筋縄では行きませんね。
エッシェンもその能力で普段はとても良くこなしていますが
動きが染み付いた本職ではありませんし
やっぱり一流の攻撃陣相手だとちょっと大変でしたね。
ホントにランパードはやっぱり頼り甲斐ありましたね!!


>ヴィンセントさん、
いつもありがとうございます。
前半は本当に負けも覚悟しましたが
モウリーニョ監督も今まで以上に速い采配を奮い
実際に引き分けまで持っていったのはホントに凄すぎますね!
今回は3失点も喫しましたが、次はテリーも戻ってきますし
マンC戦はぜひ完封勝利を見せて欲しいですね!!


>ランプスさん、
いつもありがとうございます。
本当に負けも当然の展開から
見事に追いついてくれましたよね!
やっぱりテリーとマケレレを同時に欠いてましたし
さらにあのクラスの攻撃陣を相手にすると
守備の不安も露になってしまいますね。
ホントに過密日程が続きますが、2人にもしっかり
戻って来て貰って、ぜひ準決勝進出を決めて欲しいですね!!
Posted by はだし狼 at 2007年03月13日 08:30
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チェルシー、終盤の猛攻で追いつきドロー&その他結果
Excerpt: FA杯 チェルシー 3−3 トッテナムランパード(前半22分)  ベルバトフ(前半5分)ランパード(後半25分)  OG(前半28分)カルー(後半40分)    ガリ(前半36分)  いや〜、負け..
Weblog: 格闘技&ゲーム&サッカー+α(ヴィンセント)
Tracked: 2007-03-12 23:08

FAカップは引き分け
Excerpt: 11日に行われたFAカップ準々決勝で、チェルシーはトットナム・ホットスパー(スパーズ)と引き分け、再試合に持ち込みました。
Weblog: Blue Is My Colour
Tracked: 2007-03-13 00:04
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