2007年05月02日

チェルシーがPK戦の末、チャンピオンズリーグ敗退。

チャンピンズリーグ決勝トーナメント準決勝。
アンフィードに乗り込んだチェルシーは
この第2戦をリバプールに先制され、
2戦合計1−1のまま延長戦を経て突入したPK戦で敗れて
ここで惜しくもその敗退が決まりました。

    カルー ドログバ J・コール
    
  ランパード マケレレ  ミケル

A・コール テリー エッシェン フェレイラ
           ツェフ

この試合、チェルシーは負傷したシェフチェンコとの代わりにカルー、
同じく怪我のカルバーリョの代わりはエッシェンが務めます。
そしてジョー・コールがスタメンに入り
ボルトン戦で完全に休みを貰ったマケレレ、フェレイラ、
アシュリー・コールも戻って、スタンフォード・ブリッジでの
第1戦と同じメンバーで挑みます。
そしてベンチには怪我から回復したロッベンが戻って来ています。
ちなみに負傷のシェフチェンコがスタンドへと応援に駆けつけています。

前半22分。
左サイドのFKからジェラードが入れた低いクロスを
後ろから走りこんで来たアッガーが左足で叩き
これがゴール左隅へと決まってリバプールが先制します。
やはり高さのあるクラウチを狙うかと思いきや
このアッガーのシュートには意表を衝かれ、
さらに壁に遮られて、GKツェフも防ぐことは出来ませんでした。

前半32分。
ミケルのパスに飛び出したドログバが
ペナルティエリア右で迎えたこのチャンスに
右足の強烈なシュートを放ちますが
これはGKレイナが正面で弾き返します。

後半11分。
右サイドのペナントからのクロスボールを
ファーサイドのクラウチがヘッドで叩きつけますが、
これはゴール右のGKツェフがその足元で防ぎ切ります。

後半14分。
左サイドのクロスからのカイトのヘディングシュートが
クロスバーを直撃します。

後半28分。
ミケルが入れた縦へのループパスを
ペナルティエリア左に入ったアシュリー・コールが受けて
低いクロスをゴール前へと送りますが
押し込もうとするドログバの直前で、キャラガーが防ぎます。

そしてこのまま1−0で90分が過ぎ
2戦合計1−1という事で、試合は延長戦へと突入します。

延長前半8分。
ここでモウリーニョ監督はジョー・コールを下げ、
ロッベンがピッチへと復帰を果します。

延長前半11分。
シャビ・アロンソが放った低い右足のミドルシュートは
ゴール左でGKツェフが見事に防ぎますが
このこぼれ球をカイトが右足で叩き込みネットを揺らします。
しかしこれはオフサイドで、ノーゴールとなり
胸を撫で下ろしましたが、とても心臓に悪いシーンでした。

延長後半2分。
ここでモウリーニョ監督はカルーを下げて
ライト・フィリップスを投入します。

延長後半11分。
オーバーラップしたエッシェンが右サイドへと縦パスを出し
そのスピードで追いついたライト・フィリップスが低いクロスを
放り込みますが、ゴール前のドログバは惜しくも触れず
これは逆サイドへと抜けていきました。

延長後半13分。
モウリーニョ監督はPK戦を見据えて
マケレレを下げて、ジェレミを投入します。

そしてこのまま延長戦も終了しPK戦へと突入します。

・リバプールの1人目(○)
ゼンデンがツェフの逆を衝き、左足でゴール右へと決めます。

・チェルシーの1人目(×)
ロッベンが左足でゴール右へと放ったシュートを
レイナが見事な反応で防ぎました。

・リバプールの2人目(○)
ツェフも反応していたものの、
シャビ・アロンソが右足でゴール右下へと決めます。

・チェルシーの2人目(○)
止められてしまったロッベンを真っ先に慰めた
ランパードは、レイナが反応していたものの
右足でゴール左上へと豪快に突き刺します。

・リバプールの3人目(○)
ジェラードがツェフの逆を衝き
右足でゴール右下へと決めます。

・チェルシーの3人目(×)
ジェレミが右足でゴール左へと放ったシュートは
これもしっかりと読んでいたレイナが阻みます。

・リバプールの4人目(○)
ツェフも反応したものの惜しくも届かず
カイトが右足でゴール左隅へと決めます。

そしてこの瞬間にリバプールの勝利が決まり、
チェルシーのチャンピオンズリーグ敗退がここで決まりました。
そしてリバプール勢が大喜びする中、チェルシーは涙を流す
主将テリーをピッチへと出て行って称えたモウリーニョ監督はその後、
毅然とした表情と足どりでロッカールームへと下がっていきました。

この試合、チェルシーは意表を衝かれたセットプレーによる
失点をするものの、序盤から1人1人が集中したプレーを見せ
お互いに声をかけあって修正しながら選手間のバランスを保ち
とても信頼できる守備を見せていました。
(特にカルバーリョの代役をエッシェンがよく果していましたし
ミケルは相変わらずその堂々としたプレーを見せ
またフェレイラが今季一とも言える位に頑張っていました)
そしてまた攻撃を受ける回数を減らす為に
ドログバへのロングボールはほとんど使っていませんでしたが
失点後もそれは変わらず、スコア的には同じでも
アウェーゴールの可能性があるチェルシーは焦りを見せず
その落ち着きぶりはとても頼もく思えました。
しかし後半の序盤を過ぎるとチェルシーはやはり疲労が出てきて
そんな中、より体力のあるリバプールに対し
選手たちも充分に渡り合っていましたが試合は膠着状態に陥ります。
そして終盤に差し掛かりようやくベニテス監督がペナントに代えて
シャビ・アロンソを投入し動くものの
モウリーニョ監督はそれでもできる限り引っ張り、
随分と早い時間から延長戦やPK戦を視野に入れていたようでした。

そしてPK戦前にはモウリーニョ監督を中心にチーム一体となり
ブラルーズも仲間に声をかけ、ツェフが気合いを入れる姿を見て
なんとかやってくれる事を願っていましたし
実際に試合中に何度も好プレーを披露した
ツェフがここもプレッシャーに負けずに勇敢に立ち向かっていましたし
キッカーたちもしっかりと枠へと飛ばしていましたが
リバプールのGKレイナがより冴え渡った好セーブを見せて
このアンフィールドで再びチェルシーの
チャンピオンズリーグ準決勝での敗退が決まりました。

昨季のチャールトン戦でもPK戦でカーリングカップを敗退していますし
細かい駆け引きもあるとはいえ、やはり博打的要素が高まる
PKよりもなんとか試合の中で勝負を決めて欲しかったんですが
度重なる試合と疲労の中、選手たちは今日も
延長戦までよく戦い抜いていました。

ここ3季の中でも最も決勝へと近づいていただけに
最も悲しく胸が痛い夜となりましたが
チャンピオンズリーグ制覇の壁の高さを
改めて思い知らされましたし、多くの怪我人に見舞われながらも
この位置まで来たモウリーニョ監督も選手たちも本当に流石でした。
そしてその疑いようの無い強さなら
いつか必ずビッグイヤーを勝ち獲ってくれると信じていますし
今季怪我で休んだ選手たちも充分に出場し
新規加入の選手たちももっとフィットしている
来季への楽しみが残ったと思って、ぜひさらなる応援を送りたいです。

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この記事へのコメント
ショックです・・・
Posted by 涙・・・ at 2007年05月02日 10:30
PK戦ってホントに酷ですよね…。
ドログバの決定機は惜しかったですよねー。
今回のCLリヴァプール戦、2戦ともチェルシーには運があまりなかったような気がします。
やはり凄い悔しいですが、怪我人が大勢いたにもかかわらず、怪我人の少ないリヴァプールと良く戦ってくれたと思います!
来季こそは是非勝ち取ってほしいですね!
Posted by れいた at 2007年05月02日 11:55
敗戦が決まった直後は、ショックで動けませんでしたし、CL関連のTVも見たくないなぁ〜という感じですが、ケガ人続出の中精一杯プレーした選手に拍手を送りたいです!
この悔しさを忘れず、次こそはっ!!!
Posted by ○ふう○ at 2007年05月02日 17:06
シェフチェンコの汚名返上の見せ場はなくなりましたね。FAカップでは勝って欲しいですね。
Posted by shimada at 2007年05月02日 20:04
マジでショックです・・・
来年こそはビックイヤーを掲げるテリーが見たい!
Posted by ヴィンセント at 2007年05月02日 21:10
今晩は。
PK戦ってホンマに悔しいですよね。今季は欧州制覇の、絶好のチャンスやと思ってたので、負けた瞬間は、何にもする気になりませんでしたね。
今季ここまで、けが人続出の中で、選手達はよくやってくれたと思います。
何とか残りのタイトルは、獲得してもらいたいですね!
Posted by ランプス at 2007年05月02日 23:54
4冠のひとつがなくなってしまいました。オーナーや理事会は、モウリーニョに失望せず、来期もチームを託して欲しいです。そのためにも、ひとつでもタイトルを獲得しておかないといけませんね。
Posted by モウリーニョ at 2007年05月03日 10:56
モウリーニョがいる間にモウリーニョのチェルシーで是非!来期こそビッグイヤーを!!
Posted by ジル at 2007年05月03日 11:27
負けちゃいましたね。
昨日は悔しいのか悲しいのか全くわかりませんでしたが。
あのあとほとんど眠れなかったので、ショックだったのかなぁ、と。
とりあえず今シーズン、残り少ないですがまだまだ応援し続けないとですよね。
Posted by たむこ at 2007年05月03日 11:52
>涙・・・さん、
コメントありがとうございます。
本当にとてもショックな敗退でしたね・・・。
チェルシーにはぜひ来季こそ優勝して貰って
この悲しみを精算して欲しいですね!!


>れいたさん、
いつもありがとうございます。
本当にPK戦というのは残酷ですよね・・・。
ドログバにも惜しい決定機がありましたし
第1戦も多くのチャンスがあったんですが1点しか奪えず、
さらに第2戦ではカルバーリョたちも怪我で出場できなかったりと
やっぱり運にも恵まれてなかったような印象が残りましたね。
ホントに凄い悔しいですが、怪我人の数や疲労の度合い等、
チーム状態が違う中でチェルシーはよく戦ってくれましたし
その姿勢はやっぱり頼もしいものでしたよね!
来季こそはぜひ勝ち取ってくれると期待したいですね!!


>○ふう○さん、
いつもありがとうございます。
本当に敗戦直後は信じられない思いでしたよね・・・。
とても悲しいですが、ホントに精一杯やってくれた
選手たちには拍手をおくりたいですね!
この悔しさをバネに来季こそは
ぜひ欧州制覇を成し遂げて欲しいですね!!


>shimadaさん、
いつもありがとうございます。
シェフチェンコの古巣対決も楽しみだっただけに残念ですよね・・・。
難しくなったとはいえリーグもまだ全力を尽くして欲しいですし
本当にFAカップこそはぜひ勝ち取って欲しいですね!!


>ヴィンセントさん、
いつもありがとうございます。
本当にショックでしたよね・・・。
今は悲しいですが、ホントに来季こそは
ぜひテリーにビッグイヤーを掲げて欲しいですね!!


>ランプスさん、
いつもありがとうございます。
PK戦での敗退というのが余計に悔しいですよね・・・。
本当に欧州制覇の可能性が見えていただけに
敗退が決まった瞬間は、悲しみと喪失感で一杯でした。
ホントに怪我人続出の中、選手たちも戦い続けてくれましたし
その強靭なメンタリティーでぜひ残りのタイトル獲得へ向けて
頑張って欲しいですね!!


>モウリーニョさん、
コメントありがとうございます。
本当に4冠の可能性は消えてしまいましたが
モウリーニョ監督も今季多くの怪我人を抱えながら
良くやり繰りしていましたし、ここまで全ての大会で
望みを繋いで来たその手腕を、オーナーや理事会も
認めてくれていると信じています!
ホントにさらなる信頼を与えるためにも
1つでも多くのタイトルをぜひ獲得して欲しいですね!!


>ジルさん、
コメントありがとうございます。
本当にモウリーニョ監督がいる間にぜひチェルシーに
ビッグイヤーを勝ち取って欲しいですよね!
来季こそはそれが実現するのを期待したいですね!!


>たむこさん、
いつもありがとうございます。
本当にこの敗退はショックでしたよね・・・。
喪失感は残ってますが、残りわずかな今シーズン、
まだFAカップ決勝もありますし、リーグも可能性は消えてないので
ホントにまだまだ頑張って応援し続けたいですね!!
Posted by はだし狼 at 2007年05月03日 11:59

こんな時だからこそ、生きてる内に思いっきり楽しんでおきたい…
不謹慎なんて言うなよな!いっちまったら何もできないんだから…(´・ω・`)
http://wldoggs.glinds.info/
Posted by 備えあれば憂いナシ!! at 2011年03月18日 18:40

ちょっとした、ドキドキがほしいな
http://foxg8ug.love.chu-g.net/
Posted by 夏だからね at 2011年07月31日 08:43
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