2007年07月16日

モウリーニョ「4−3−3とウインガーを使った4−4−2」

チェルシー公式サイトではモウリーニョ監督の
ロサンゼルスでのロングインタビューが紹介されていて
その中で、新シーズンのチェルシーのプレースタイルに加え
さらにベッカム、カペッロ監督についても話しています。

○チェルシーのプレースタイルについて。

「私たちは一流のクオリティを備えた一流のチームでした。
私のチェルシーでの最初のシーズン、
ロッベンとダフがシーズン全体を一緒にプレーした
チームを誰かが“退屈なチームだった”と私に言うなら、
私とその人物は完全に意見が合いません」

「私は最初のシーズンに私たちが
ファンタジックなフットボールをしていたと思います。
それは昨シーズンのマンチェスターユナイテッドに少し似ていました。
私たちはとても良いフットボールをしていました」

「昨シーズンは4−4−2を多く使わなければいけませんでした。
何故なら私たちには選手がいなかったからです。
私たちは接戦ばかりでしたし、昨季の私たちのフットボールは
生き残るためのフットボールでした」

「タイトルレースやチャンピオンズリーグに残るために
“生き残る必要がある”それは昨シーズンに私がよく使った言葉です。
もし今“タイトルを取り戻したいか?”聞かれれば
私たちは“もちろん取り戻したい”と答えるし
私たちは自分たちの試合を改善したいです」

「私はクオリティの高いフットボールをせずに
大きな勝利を持ったチームを知りません。
私たちはウインガーを使った4−3−3を用います。
そして新シーズンの4−4−2は今までのダイヤモンド型から
ウインガーを使った4−4−2へと変えます。
その目的は幅と速度と創造力をチームに加えるためです」

「そこには2人のストライカーを使ってプレーする可能性がありますが
その内の1人は下がってラインの間でプレーします。
カルーはストライカータイプなのでその役目は相応しくありません。
しかしピサーロとシェヴァはあちこちに動き回れる
とても知性のある選手です。だからどちらかがその役目、
後方から飛び出す役目となるでしょう」


○アブラモビッチ・オーナーとの関係について。

「もちろん私たちは良い関係にあります。
彼はオーナー、私は監督として、
プロフェッショナルな関係があります。
私はこの夏、彼と長いミーティングを行い
それはとても良いものでした。
私はためにならないミーティングを10回行うよりも
ためになる長いミーティングを1回やった方が良いと思います」

「それはとても長いミーティングでしたし
すべては冷静に進みました。
そこには何の疑問も無かったし、私は彼が言っていること、
彼が感じているもの、望んでいるものが分かっています」

「彼は私を人としても監督としても分かっているし
私の仕事のやり方も分かっています」

「私は将来を恐れません。
私が望んでいるのは幸せであることです。
できるだけ早く去りたい場所もあれば
長い間留まりたい場所もあるでしょう。
私はこの3年間で初めてロンドンに家を買いました。
私は留まりたいです。そしてもしチェルシーが監督の交代を
望むなら、彼らはそれを3週間前に行っていたでしょう」


○マンUについて。

「私たちがFAカップ決勝で勝てた理由は
私たちが他の人々よりもマンUのプレー方法を
理解していたからだと、私は感じます。
私にとって、彼らは多くのチーム同様に
良い攻撃的なフットボールをしますし
彼らはそのカウンターで相手を仕留めます」

「私の考えでは、彼らのプレー方法を理解して
そのプレー方法に適応しなければいけません」

「私たちは3年前、彼らより良かったし2年前もそうでした。
昨シーズンはプレミアシップでは彼らの方がよくやりましたが
カップ戦では私たちの方が彼らよくやりました」

「私たちには大きな違いがあります。
そして私はマンUは、重要な選手たちが大きな問題に陥って
困ったりしないだろうと想像できます。
何故なら彼らは今シーズンお金を費やし
ビッグプレーヤーを買っています。
しかし私より良いチームを持っている者は誰もいません。
私は私のチームにとても満足しています」


○アメリカでの監督業について。

「もし私の子供の1人が特別な大学や
ヨーロッパよりもより良い何かが得られるために
このアメリカに来たいと望むなら、
そしてそれが15年後なら、私はここへ来るでしょう」

「おそらくデビッド・ベッカムが最初の1歩を踏めば
他の何人かの重要な選手たちもそのキャリアの終わりに
ここにやって来るようになるだろうと私は思います」

「そして多分彼らはチームを手助けする為に加入する代わりとして
クラブに何人かの優秀な監督に対しオファーを出させるでしょう。
彼らはリーグ全体を助けるために監督たちを呼び込むます」

「私はヨーロッパフットボールの感情と緊張が大好きです。
しかしおそらく15年後なら、イエスと言うでしょう」


○ベッカムについて。

「ベッカムはこの状況にたった1人でいます。
私は個人的には彼を知りません。
しかし彼の気持ちは想像できます」

「私は彼がここで成功しえると思います。
2つの異なる世界があります。
1つはフットボールの世界で、
もう1つは有名人や著名人の世界です。
彼はその両方にとても心地よく属しているように見えます」

「私は彼のことを知らないし、誰もその状況を裁けません。
私は彼がフットボールの世界で
偉大なキャリアを持っていると思います」

「私は彼がそのキャリアの最後の一部で
アメリカのフットボールを変え、ヨーロッパからの扉を開くための
重要な存在になりえると思います。
彼はそれをするに完全に適した選手です。
もし彼がそれをできるなら、やるべきです。
彼はアメリカサッカーの周りのメンタリティーを
変えることができます」

 
○カペッロ監督について。

「不安感というのは次のステップと
何が起こるかを恐れている時に出るものです。
私やヴェンゲルやカペッロについて人々が話しても
私たちは決して将来を恐れないと思います。
何故なら私たちはその次のステップが
再び前向きなステップであり、明るい経験、
良いクラブ、良いリーグになるだろうと分かっているからです。
大抵、私たちには常に良い選択肢があります」

「カペッロは一晩中落ち込んだりはしないでしょう。
カペッロはマドリー同様に、次の仕事でも首にされることはありえますが
私にとって彼は偉大な男です。私は彼を大いに賞賛します」

「彼は他の人々が3、4年でできなかったことを1年でしました。
彼も自分自身をとても誇りに思っているに違いありません。
私は彼をそれだけ好きなので、とても嬉しいです」


カペッロ監督とは守備の徹底ぶりや、批判のされる内容、
結果を出すところ等、多くの共通点があり
モウリーニョ監督がどう思っているのかは気になってましたが
どうやら予想以上に尊敬していたみたいです。
個人的には2人が対戦するのをいつか見たいと思ってましたが
これならその時は仲良く話をする姿も見れそうです。

また新シーズンは4−3−3プラス、4−4−2にも改良を加えて
今いる数多くのウインガーを活かした、さらに魅力的なチェルシーに
なるというのは、とても見応えありそうで楽しみです。
もちろんストライカー陣も上手く起用してくれるでしょうし
これで開幕がさらに待ち切れなくなりました。

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この記事へのコメント
 思い返してみれば昨季も開幕戦はロッベンとライト・フィリップスを使った4−4−2で快勝したんですよね。やっぱりサイドアタックを使った方がモウリーニョ・チェルシーらしい気がします。
 バラックやマケレレの出場機会は減るかもしれませんが、ウインガー陣には朗報ですね。ロッベンも留まってくれるのではないでしょうか。
Posted by ラッシュ at 2007年07月16日 14:49
モウリーニョはウインガーを使った4-4-2は嫌いかと思っていました。
Posted by shimada at 2007年07月16日 20:09
今晩は。
やっぱりウインガーを走らせるスタイルがチェルシーにはあってると思いますね。
ダフ、ロッベン、Jコールの揃ってた時のチェルシーは、相手を寄せ付けない強さがありましたからね。
今季はその時の強さを再現してもらいたいですね。
Posted by ランプス at 2007年07月16日 21:22
こんばんは☆いつも素晴らしい情報、本当にありがとうございます!!
4−3−3主体ならシェヴァの出場機会が激減してしまうと
心配していましたが、4−4−2ならチャンスはありますよね♪
あぁ〜よかった・・(^^;)

カペッロ監督はチェルシーこそが世界最強と言ってくれてましたし
モウリーニョ監督とはすごく話が合いそうですよね。
凡人には理解できないこともこの二人なら分かり合えそう。

「私より良いチームを持っている者は誰もいません」
という発言には感動しました☆本当にその通りだと思います。
今後がますます楽しみになりました(^。^)
Posted by haru at 2007年07月17日 18:36
アブラモビッチオーナーとの関係もよくなったようですし、安心しました!
モウリーニョ・チェルシーの快進撃が見られるといいですね♪
Posted by ○ふう○ at 2007年07月17日 20:39
>ラッシュさん、
いつもありがとうございます。
そういえば本当に昨季の開幕戦も
ウインガー起用の4−4−2でしたよね。
昨季は怪我人の影響であまり見れませんでしたが
やっぱりウインガー陣はモウリーニョ・チェルシーの自慢ですよね!
ホントにバラックやマケレレもポジション争いが
さらに厳しくなるかも知れませんが、ぜひ頑張ってくれると思いますし
ロッベンにもこれが契約延長の追い風になって欲しいですね!!


>shimadaさん、
いつもありがとうございます。
本当に来季は4−4−2でも
ウインガーが見れそうで注目ですね!!


>ランプスさん、
いつもありがとうございます。
本当にウインガーがまた縦横無尽に
活躍するチェルシーを楽しみにしたいですよね!
4−3−3だけだと2シーズン前みたいに
対戦相手が対応してきたりしますが
今は4−4−2も併用できますし、選手層も厚いので
ホントにぜひあの時の強さも再現して欲しいですね!!!


>haruさん、
こちらこそいつもありがとうございます。
4−4−2もやっぱり必要ですし
さらにシェヴァのプレー次第で監督も使い続けてくれるはずなので
本当にチャンスも全然あると思います!

ホントにカペッロ監督は世界最強と言ってくれて
昨季のチェルシーの凄さを分かってくれてたみたいですし
モウリーニョ監督とも色々と話が合いそうですよね。

僕もあの発言には感動しました!
さらっと言ってしまう所は流石ですが(笑)
その自信はとても頼もしいですし
本当に今後もさらに期待できそうですね!!


> ○ふう○さん、
いつもありがとうございます。
本当にオーナーともしっかり
話し合ったみたいで嬉しいですよね!
ホントに新シーズンも一致団結した
モウリーニョ・チェルシーの快進撃を
ぜひ見せて欲しいですね!!
Posted by はだし狼 at 2007年07月17日 23:11
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