2005年10月05日

インテルはトレセゲのゴールでユベントスに敗戦。

セリエA第6節。
インテルはユベントスとの大一番でしたが
アウェー戦で2−0で敗北となりました。
インテルは先日のチャンピオンズリーグの
レンジャーズ戦で温存したアドリアーノと
その試合で存在感を示したマルティンスの2トップ。
しかしこの試合出場予定だったベロンはインフルエンザのため
ピサーロも2試合続けてのスタメン出場となりました。

先取点は前半22分。
ユベントスがペナルティエリア手前でFKのチャンス。
イブラヒモビッチが右足から放った強烈な低いシュートは
GKジュリオ・セザールが素晴らしい反応で防ぎましたが
その跳ね返ったボールを素早く走りこんできたトレセゲが
ゴール左へと巧みに押し込みました。
ジュリオ・セザールも良く止めたんですが
インテルはこぼれ球の対処に一瞬遅れをとってしまい
ユベントスFW2人の長所がそれぞれ
発揮された形でのゴールでした。

そして追加点は34分に再びユベントスがFKのチャンスを得て
これを今度はネドベドが直接ゴール左へと綺麗に決めました。
前半開始早々に同じようなFKをゴール左へと外したいた
ネドベドはそれがいい調整になったみたいですね。

2得点を追い前半はユベントスに試合のペースを掴まれていた
インテルですが、フィーゴが左サイドのFKから放った
2本のクロスは可能性を感じさせたし、アドリアーノと
マルティンスのコンビネーションで一気にゴール前まで
迫るシーンもありましたがこれはGKアッビアーティに阻まれます。
そのアドリアーノは本調子では無い様子の中、
ビエイラが素早く激しいチェックに来て、さらにエメルソンも
同時に相手にしたりとさすがの怪物も苦戦していました。
そのビエイラは左コーナーキックからのヘディングシュートで
あわや3点目というところでしたが、
これもジュリオ・セザールが良く止めてくれました。
このアーセナルの元主将は本当にのびのびとプレーして
本人にとってはやはり移籍は成功の様でした。
そしてエメルソンとの中盤はやはりかなり強力です。

あとユベントスで目立っていたのは
やっぱりイブラヒモビッチで強さと巧さを兼ね備えた上に
抜け目の無さもありストライカーとして
本当に申し分無い選手で敵ながらも素晴らしかったです。
しかしそのイブラヒモビッチとマテラッツィの長身2人は
序盤からちょくちょくやり合っていて、前半40分にマテッラツィが
シュート体勢に入ったイブラヒモビッチの足をスライディングで
挟みこんでしまいます。マテラッツィは赤でもおかしくなかった所を
イエローカードで済みましたが、イブラヒモビッチはかなりの
痛がりようで、それでも交代を拒みピッチ上に残りましたが
もはや歩くのがやっとで痛々しく、そのままついにデルピエロと
交代となりました。それにしてもあの負けん気もさすがです。

そして後半に入りユベントス側が5分に怪我を推して出場した
テュラムが限界で下がりコバチと交代。さらに10分後には、
トレセゲが突然に太腿の痛みを訴えてサラジェータと代わり
カペッロ監督が早くも3枚のカードを使いきり
不穏な空気が流れるユベントス。
一方後半に積極さを見せるインテルはマンチーニ監督が
後半19分にフィーゴを下げてレコバを投入。
さらに後半27分には本領発揮できずにいたピサーロと
代わりクルスが入りこれでインテルはFW4人が全員集結。

こうして久々の超攻撃的布陣を敷いたインテルですが
しかしピサーロも下がり、中盤を組み立てる選手がおらず
ユベントスの守備も堅いため、それぞれが孤立した形となります。
それでもボールポゼッションも上回り、ミドルレンジから
何本かシュートを狙うもののGKアッビアーティに防がれ
絶好なチャンスもなかったインテル。
終盤にはこの試合気まずいプレーをしてしまった
マテラッツィが下がりゼ・マリアが入りますが
互いのチームの細かいファールにより主審が笛を
一定の間隔で鳴らす中、そのまま2−0で試合終了。
インテルが今季2敗目を喫してしまいました。

ユベントスはやはり自慢の堅い守備で、
個々の選手の能力が高い上にそれぞれが組織的に動いて
インテルの選手たちを見事に抑えました。
そしてイブラヒモビッチには前半素晴らしいプレーを見せ
トレセゲの嗅覚も相変わらず抜群でした。
さらにビエイラ、エメルソンの中盤は強靭で、
カモラネージ、ザンブロッタも豊富な運動量で良く動き
開幕6連勝もわかる気がしました。

そしてこの試合呆気なく2失点を喫してしまったインテルは
その原因となった自陣での不必要なファールがやはり多すぎて
悪いときのインテルの状態が出てしまったのが残念です。
そんな中でもジュリオ・セザールの頑張りは頼もしかったです。
4人のフォワード同時起用はやはり魅力的ですが
フィーゴを早めに下げ、中盤のピサーロまで代えてしまったのは
マンチーニ監督のあせりが見えてしまったと思います。
まだリーグ序盤ということと、アウェー戦であるということ、
そしてベロンやサネッティがいなかったと言うのが救いで
次の対戦時こそは自分たちの成長したプレーを見せて欲しい。
とりあえずは気持ちを入れ替えての次節での
再び勝利を期待したいです。

インテル:
マルティンス、アドリアーノ
スタンコビッチ、フィーゴ(レコバ 64分)
ピサーロ(クルス 72分)、カンビアッソ
ファバッリ、サムエル、マテラッツィ(ゼ・マリア 83分)、コルドバ
ジュリオ・セザール

ユベントス
トレセゲ(サラジェータ 60分)、イブラヒモビッチ(デルピエロ 45分)
ネドベド、カモラネージ
ビエイラ、エメルソン
ザンブロッタ、カンナバーロ、テュラム(コバチ 50分)、ブラージ
アッビアーティ

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この記事へのコメント
僕は一応ユベンティーノなんですが、やはりインテルやミランにも頑張ってもらいたいですね。
6連勝のユーベですが、プレミアのチェルシーとは違って、個々の能力でも他を圧倒しているわけではないと思います。
タレントという意味では、インテルもミランも決して見劣りしていません。
現地では、「今シーズンのプレミアシップの覇者はもう決まった」みたいな雰囲気があるようですが、カルチョはそうなってほしくないですよね。
リーグ全体を盛り上げるためにも、頑張ってほしいです。
Posted by M.S.T. at 2005年10月06日 01:04
いつもありがとうございます。
M.S.T. さん、ユベンティーノでもあるんですね。
インテルは今季成長したと言われるプレーを
見せることができず、ユベントスの強さが
際立った試合になってしまいましたね。
タレントには自信があったんですがそれだけでは
やはり強豪相手だと厳しいです(笑)。
カルチョは3強の他にもパレルモなど
中堅クラブも見応えのあるチームがあるので
本当に盛り上げてくれるのを期待したいですね。
Posted by はだし狼 at 2005年10月06日 03:21
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