2005年10月13日

ランパードのボレーシュートでイングランドが一位通過。

W杯欧州予選最終戦。
イングランドはホームのマンチェスター、
オールド・トラフォードでポーランドとの首位対決。
ともに本大会出場が決定している両チームの戦いは
イングランドが試合を支配し2−1で勝利を飾りました。

イングランドはベッカムが出場停止でキャプテンはオーウェン。
右サイドにはショーン・ライト・フィリップスが入りました。
そしてジェラードが負傷で不在のため
中盤でランパードとコンビを組むのはレドリー・キング。
さらに出場停止が明けてルーニーも戻ってきてます。

先取点はイングランドが前半43分。
ランパードの右コーナーキックから相手DFのクリアボールを
ペナルティエリア手前ジョー・コールがダイレクトで放った
グランダーの素晴らしいシュート。
これをオーウェンが巧みに変化させてゴールへと押し込み
試合を完全に支配していたイングランドがついに先制します。

しかしその直後の前半ロスタイム。
ポーランドは一瞬の隙をつき、カラガーが上がった
右サイドのスペースから突破。
そしてテリーのスライディングより、わずかに早くクロスを上げ、
これをゴール前のフランコスキーが左足のボレーで同点弾。
ポーランドはこれが前半見せた唯一のチャンスでしたが
見事にものにしました。

ハーフタイムで一息ついたことにより
前半ほどの勢いはなくなったイングランド。
同点に追いついたポーランドも後半わずかにボールを
まわせる様になりましたがイングランドを脅かすほどには
至らず試合は落ち着きをみせます。

そんな中でも何本かシュートを放っているイングランドは
ルーニーが起点となった攻撃から、ゴール前で
ジョー・コールがシュートを決めるシーンがありましたが
これは残念ながらオフサイドの判定。
さらに直後、そのジョー・コールのDFの裏へと弧を描く
見事なクロスからオーウェンのヘディングシュートを放ちますが
これはGKに阻まれてしまいました。
そしてエリクソン監督は後半22分、終始良く動き回ったいた
ライト・フィリップスが下がり、ピーター・クラウチを投入します。

そして迎えた後半36分。
ドリブルで攻めあがるランパードが相手DFに数人に囲まれて
前方へとこぼれたボールをジョー・コールが拾いそのまま
左のオーウェンへパス。これをオーウェンが直接
ペナルティエリア内へとふわりと浮かせた球を
飛び出してきたランパードが右足のボレーシュートで
ゴール右上へと突き刺しました。
先日のオーストリア戦に続き、代表戦2試合連続ゴールとなった
ランパードですが、今日はその攻撃的MFとしての
個性を充分に発揮しての貴重な追加点となりました。

そしてその3分後には巧みなゴールと鮮やかなアシストで
仕事を果たしたオーウェンが下がり、ジェナスが入ります。
そしてキャプテンマークはイングランドファンの70%が
望んでいるというチェルシーの主将テリーの元へと渡り
一時的とはいえやはり嬉しい瞬間です。
そのテリーはこの試合も厳しいプレスで
ポーランドの選手をじりじりとライン際に追い詰めたりと、
リオとともに相変わらずの強さを見せていました。
そしてその前に位置するレドリー・キングも素晴らしい働きで
チェルシーでのマケレレの役割と同じ様に
ランパードの攻撃参加を支えていました。
そしてイングランドは後半41分にこの日数々の目覚しいプレーを
見せたジョー・コールがアラン・スミスと交代。
試合はそのまま2−1で終了し、イングランドが
勝利をものにしました。

イングランドはW杯が決まって過度のプレッシャーから開放され
特に前半は見応えのある素晴らしいプレーを披露。
前線での素早いプレスから、一人一人が良く動き周り
個性を発揮しながらも、細かいパスをよくつなぎました。
守備に徹し活躍したレドリー・キングとの役割分担がはっきりとし
攻撃の起点として非凡な存在感を示したランパードは
積極的に前線に顔を出しました。
そして左サイドのジョー・コールはテクニックも
冴えて中央へと切り込み、ライト・フィリップスも
そのスピードを攻守に渡って見せつけていて
果敢なオーバーラップを見せたヤングとともに
右サイドでポーランドを苦しました。
さらに前線ではオーウェンが巧みなドリブルとキープ力を見せ
そして復活したルーニーもボールをもらいに積極的に動き
そのセンスあるパスでチームに貢献。
さらに自らも思い切りよくミドルシュートを狙っていた
ルーニーはこの試合に集中し、いらいらすることも無く、
ランパードが決勝点を奪ったときには
真っ先に飛びついて喜んでいました。

そんなイングランド代表チームは
前半非常によく動いていたため後半は少し動きが落ちましたが
それでも最近の中では見てて満足の行く試合内容でした。
本大会出場が決まり、選手たちもモチベーションが
高かったのかも知れませんね。
前半終了間際ですぐ同点に追いつかれてしまった点は
甘かったですが、それでも流れを離さない強さを見せ
ついには決勝点を奪ったのはやはり大きいです。
さらにベッカムやジェラード不在のシュミレーションを
実戦で行なえて成果を出せたのも貴重です。
色々ありましたが最後の最後も勝利で飾れ
予選を首位突破を果たせたのは自信につながると思いますし
来年の本大会ではさらに洗練されたプレーを期待したいです。

オーウェン(ジェナス 84分)、ルーニー
ジョー・コール(スミス 86分)、ライト・フィリップス(クラウチ 67分)
レドリー・キング、ランパード
カラガー、テリー、リオ、ヤング
ロビンソン

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この記事へのコメント
スカパー!739で再放送を観たのですが、実はジェラードが居ない状況の方がランパードが輝くんじゃないかなって感じました。最近の試合の中では非常に良い状態で戦っていましたね
Posted by nobuta at 2005年10月14日 20:21
テリーのキャプテンマーク、私もすごく嬉しかったです。イングランドファンの70%の信頼!って言うのはすごいですよね。
とても楽しい試合で、満足の内容でした。
Posted by YOSHI-CO at 2005年10月14日 20:27
>nobutaさん
コメントありがとうございます。
ランパード本当に輝いてましたよね。
プレースタイルが似ているジェラードより
守備的なレドリー・キングとの方が
ランパードもやりやすいのかも知れませんね。
でもジェラードほどの選手をはずすのも難しいのでエリクソン監督がどうするのか注目したいです。


>YOSHI-COさん
コメントありがとうございます。
あの瞬間とても嬉しかったですよね。
テリーがこんなに信頼されてるなんて本当に驚きでした。
試合内容もホントに満足でしたし本大会も期待したいですね。
Posted by はだし狼 at 2005年10月15日 20:55
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JUDGMENT DAY
Excerpt: いよいよ最後の日を迎えた欧州予選
Weblog: フットボール言いたい放題
Tracked: 2005-10-13 19:56

★イングランド×ポーランド
Excerpt: 両方とも本戦出場が決定しているため、ゆるい試合なのかなあと思いきや、なかなか面白い試合でした♪ 前半は圧倒的にイングランドが攻めています。どの選手もなんだかとっても調子がよくて、見ていて気持ちが..
Weblog: お気楽軽薄☆蹴球日記
Tracked: 2005-10-14 20:25
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