2005年10月30日

ランパードの通算100ゴールでチェルシーが今季10勝目。

チェルシーはホームにブラックバーンを迎えての対戦。
昨年12月のアーセナル戦以来となる2失点を許したものの
4−2で今季10勝目をものにしました。

チェルシーはドログバの1トップに
両ウイングはジョー・コールとライト・フィリップス。
中盤はランパード、マケレレ、エシアンの不動3人で
DFの中央はもちろんテリー、
そしてリカルド・カルバーリョが戻ってきました。
左はデル・オルノで、ギャラスはやっぱり右、GKはツェフです。
チャールトン戦に120分間フル出場したロッベン、
グジョンセン、フェレイラ、クディチーニ、
83分まで出場したクレスポがベンチです。

そのチェルシーは前半10分に左CKのチャンス。
ランパードが蹴ったボールはペナルティエリア内で
跳ね返り左サイドのランパードの元へと戻ってきます。
そして再びランパードが入れたボールを
ゴール前のドログバが頭で難なく叩き込み先制点を奪います。

さらに3分後にはまたもチェルシーが今度は右からのCK。
ランパードがふわっと上げた柔らかいボールに
あせりを見せたのか相手DFがテリーを倒してしまい
チェルシーにPKが与えられます。
これをランパードがゴール左へと見事に決めて早くも2点目。

このまま圧勝路線を行くのかと思いましたが
前半18分にはブラックバーンの右CKをツェフが
なんとかパンチング。
こぼれ球をスライディングでクリアしようとした
カルバーリョのキックはボールの後に相手選手の足に
当たってしまい今度はブラックバーンにPKのチャンス。
これをベラミーが蹴る瞬間一度止まり、フェイントをかけ
ゴール左へと決めて1点を返します。
カルバーリョはやはりその上手さでこの試合
存在感を示していただけに残念でしょう。

中盤へのプレスが無かったブラックバーンも
これで積極的なプレーを見せる様になり、
これがチェルシーの細かいミスを誘い
エバートン戦に続いて与えてしまったPK、
そしてここのところ続くプレミアシップでの失点が
嫌な流れを感じさせました。

そして前半44分。ブラックバーンの左サイドからのクロスが
流れてきて、デル・オルノが足でツェフへとバックパス。
これで手の使えないツェフがクリアしようとしますが
これを蹴り損なってしまい、ボールはペナルティエリア上空へ。
そしてブラックバーンの選手が頭でボールを横へ流し、
走りこんできたベラミーがヘッドでゴールへと
突き刺してのまさかの同点。
デル・オルノの判断もベストとは言えませんでしたが
ツェフはこういう処理には長けていて定評があっただけに
本当に信じられない様なミスでした。

そして前半終了間際のゴールはチャールトン戦と同じで
これも嫌な感じでしたが、後半序盤もブラックバーンが
ボールへの素早い対処と強い執着心を見せます。
しかし、後半11分に主審側の言うことを聞か無いということで
相手の監督が退席処分に合い、同時にこの辺りから
チェルシーもワンテンポ速いプレーで仕掛ける様になります。
そして相手の速いプレスよりもさらに速くパスを回し
リズムが出てきたチェルシーの時間帯へ入っていきます。

そして後半13分にはエシアンのピンポイントのロングボール。
これをペナルティボックスのドログバが上手く胸トラップして
シュート体勢に入ったものの、よく戻ってきたDFが
寸前の所でクリアし防ぎます。

それでもさらにチェルシーは後半17分。
ドリブルで駆け上がったジョー・コールが
この日を並々ならぬ気を発していた35歳の
トルコ人MFトゥガイに倒されてFKのチャンス。
距離は決して近くはなかったもののゴールから左45度の
ランパードの右足のキックは弧を描きながら
ペナルティボックスで相手DF陣と競り合うテリーやエシアン、
ドログバを超えてGK手前でワンバウンドし
ゴール右へと突き刺さりました。
この嫌な流れを断ち切る決勝点は、さらにランパードにとっての
通算100ゴール目という記念すべきゴールでした。

そしてさらに勢いにのり猛攻を仕掛けるチェルシー。
後半22分にはまたも同じような位置からのFKに再び
ランパードの強烈なシュートは今度はゴール左ギリギリへと
飛びますがこれはGKが見事に防ぎます。
この1分後にモウリーニョ監督はライト・フィリップスを
下げてロッベンを投入。

後半29分にはボールカットしたマケレレが
中盤を上がり右へのジョー・コールへとボールを渡します。
そしてワンタッチで右斜め前に出したジョー・コールは
そのまま勢いにのって右足のミドルシュート。
これが相手DFに当たりながらもゴール左へと突き刺さり
大きな追加点を上げました。
この試合、厳しいチェックの中でも非凡なテクニックで
ボールを運んでいた好調コールは、後半33分で
グジョンセンと交代しますが、見事仕事を果たして下がる
このコールに、サポーターもスタンディング・オベーションで
称えていました。

そしてその1分後に、ロッベンの左サイドからのクロスを
ドログバが胸トラップで落とし、ランパードが右足のボレー。
GKが弾いたボールをさらに右からグジョンセンが
シュートを放ちますがこれはバーの上。
ゴールにならなかったといえ、素晴らしい流れの攻撃でした。

後半36分にはこの日も常人離れの力強さを見せた
ドログバが下がり、クレスポが入ります。
しかしこの時、掲示板の交代選手の背番号が
15となっていてあやうくランパードが下がるとこでした。
クレスポも慌てて主審に違うとアピールして
ドログバもさすがに笑いが止まらず、
互いに笑顔での交代となりました。

そしてチェルシーにはさらにFKの場面があり、
今度はロッベンが左足で狙ったシュートは
これも大きく弧を描きながらゴール左上ギリギリへと迫ります。
これはGKが見事に防ぎましたが、ランパードにも劣らない位の
恐ろしい精度でした。

一度ブラックバーンのディコフにペナルティエリア内で
シュートを打たせたもののこれはバーの上でさらにオフサイドと、
ここまで一方的な攻撃を見せていたチェルシーですが
後半41分にはカルバーリョのバックパスミスをきっかけに
ブラックバーンにリズムを与え、再び押され始めます。
そしてペデルセンの左サイドのクロスをゴール前のテリーが
スライディングでクリア。これが目の前の相手選手の足に
当たってゴール左へと外れていくなど少しヒヤリとする場面も
ありましたが、ギャラスもここでは奮戦して
このまま4−2で試合終了。
そしてチェルシーのDF陣はミスも多くあった
この試合を乗り切ったことに対し互いに抱擁。
そしてテリーは特にツェフを励まし良いシーンでした。


ブラックバーンはやはり試合が進むにつれてイエローカードが
かなり出てましたが、それでも良いゲームを見せていました。
それに両チームともに怪我人が出なかったのは良かったです。


チェルシーは前半に2点差を追いつかれていたので
余裕を持っての勝利とは言えませんが、4ゴール奪ってるし
何より前の2試合の事を考えれば充分な結果でした。
また試合後のテリーの厳しさと疲労の入り混じった表情が
この試合の意味と難しさを物語っていた様にも思えました。
ちなみにテリーは先日のチャールトン戦でもフル出場をしていて
全く休んでいない唯一の選手で、本当に良くやってくれてます。
そして前半は悪い流れの中にあったチェルシーですが
やはりランパードのゴールがそれを打ち破った感がありますね。
これで今季10ゴールで得点ランキングも単独トップになり
本当に驚異的な得点力を見せています。

チェルシーは今度は水曜日にチャンピオンズリーグの
ベティス戦でスペインへと乗り込み、
週末にはマンチェスターUとのオールド・トラフォードでの対決と
2連続の厳しいアウェー戦が控えています。
そういう意味でも今日の勝利は大きかったと思いますが
この2つの試合は今後の行く末を決める重要なものだと思うので
ぜひ頑張って欲しいところです。

チェルシー:
ドログバ(クレスポ 81分)
ジョー・コール(グジョンセン 78分)、ライト・フィリップス(ロッベン 68分)
ランパード、マケレレ、エシアン
デル・オルノ、テリー、カルバーリョ、ギャラス
ツェフ

blogランキング。
この記事へのコメント
どうも!
ランパードは本当にすごいですね!
FKといい、何もかもすごいですね。
ランキング1位目指してもいい感じになって
きました
Posted by ヴィンセント&P−12 at 2005年10月30日 16:35
こんばんは〜!
いやもう、前半はハラハラな展開でしたね。
そんな中、流れを変えるのはやっぱりランプスですね♪
でもテリーと同様、その存在は替えがきかないので
怪我が心配・・・。

ベティス戦でも勝利して、グループステージ突破を
決めてほしいです。
Posted by Mie at 2005年10月30日 22:57
>ヴィンセント&P−12さん
いつもありがとうございます。
ランパードは本当に色々と凄すぎますよね!
これからも頼りにしてます。。
MFなのにランキングトップというのも
ホントに驚きです。


>Mieさん
いつもありがとうございます。
前半はホントにハラハラしました(笑)。
ランパードはやっぱりやってくれましたね。
次のベティス戦でもグループステージ突破を
決める活躍を期待したいです。
鉄人とはいえ怪我にはやっぱり気をつけて
欲しいですね。
Posted by はだし狼 at 2005年10月30日 23:43
コメント&TBありがとうございます。
ランパードのFKすごかったですよね!
次のユナイテッド戦で無失点の試合をしてもらいたいです。
Posted by ヴィンセント&P−12 at 2005年10月31日 15:56
ヴィンセント&P−12さん、
たびたびのコメントありがとうございます。
ランパードのFKは本当に驚きです。
チェルシーにはやっぱり無失点で勝って欲しいですよね。
次はユナイテッドは強敵ですが完封を期待してます。。
Posted by はだし狼 at 2005年11月01日 21:26
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