1950年のワールドカップ決勝戦。
ブラジルはウルグアイに1−2で敗北。
この結果に号泣している父親の姿を見た
9歳のペレは“自分が仇をとる”と約束しました。
その後わずか15歳でプロデビュー。
16歳でブラジル代表に選出されます。
そして17歳でワールドカップに初出場。
準決勝のフランス戦では後半の26分の間に
ハットトリックを成し遂げる。
決勝戦でも2得点をあげる活躍で
父との約束通りブラジルをワールドカップ優勝に導きました。
さらにその後も2度のワールドカップ優勝の中心となります。
「王様」と呼ばれる様にコート上を支配。
彼1人いるだけで周りの選手も動き易くなったといいます。
驚異的な技術と身体能力で、フィジカルも強い。
100mを10秒台で走り、まさに完璧といっていい選手。
キーパーの動きを冷静に読み取り、強弱のシュートを
使い分けて確実にゴールを決めます。
GK次第ではハーフライン付近からも容赦なしにゴールを狙う。
そのほかにも
○ユベントスがペレを獲得するために
「好きなだけ金額を書いてくれ」と白紙の小切手を送る。
しかしペレは愛するブラジルから離れなかった。
○ナイジェリアとビアフラの内戦が
ペレのプレーを見るために中断。
○ペレの暴言にレッドカードを出した主審が、
逆に退場を命じられる。
などなど伝説は数多く存在します。
ペレは生涯通算1363試合に出場。1281ゴールを上げました。
ロマーリオ、ロナウド、ロナウジーニョ、アドリアーノなど
ブラジル生まれの名プレイヤーは必ずと言っていいほど
ペレを超える選手になるかどうかが話題になります。
そして彼らは皆、ペレと比較されるだけで
光栄だと思っている様ですね。

ペレTシャツ(イエロー)

ペレTシャツ(グリーン)